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教育・研究
2020.01.09|最終更新日:2021.01.14|
観光・地域創生専攻NEWS(2019年度)-vol.2
『ダークツーリズムの国内普及~教育旅行による普及~』
観光・地域創生専攻NEWS(2019年度)-vol.2
本学は2020年4月より、経済学部経済学科に「観光・地域創生専攻」を開設します。本専攻はどのような学びなのか、4年生が卒業研究として取り組んでいる「観光と地域づくり」の成果の一部を活用し、数回のシリーズで配信します。ぜひご覧ください。
『ダークツーリズムの国内普及~教育旅行による普及~』
髙橋 佑奈(経済学部経済学科グローバル人材育成専攻4年)
私は、2013年の新語・流行語大賞にノミネートされた「ダークツーリズム」に興味を持ち学んでいます。「ダークツーリズム」は、自然災害や戦争遺構の地を巡る観光です。海外(主に欧米)では観光学の1つとして一般的なものとなっているなか、日本での普及はあまり進んでいません。日本国内での普及が進んでいない要因としては、悲しみの過去の取り扱いに関して非常に慎重であるということが大きいといえます。しかし、私たちには日本人として将来グローバル化の進む世の中の社会の一員として過去の悲しみを知り今後に活かす責任があると考えています。
私は、ダークツーリズムを日本国内において普及させる提案として教育旅行を取り上げ、ダークツーリズムの対象地へ実際に足を運ぶ現地調査や近畿日本ツーリストの教育旅行の担当経験を持つ方からヒアリングを行うなどして研究を進めました。