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2020.01.17|最終更新日:2021.01.14|

観光・地域創生専攻NEWS(2019年度)-vol.5
『コンテンツツーリズムによる地域振興~ジブリ美術館の魅力~』

観光・地域創生専攻NEWS(2019年度)-vol.5

 本学は2020年4月より、経済学部経済学科に「観光・地域創生専攻」を開設します。本専攻はどのような学びなのか、4年生が卒業研究として取り組んでいる「観光と地域づくり」の成果の一部を活用し、数回のシリーズで配信します。ぜひご覧ください。

『コンテンツツーリズムによる地域振興~ジブリ美術館の魅力~』
平野 紗英(経済学部経営学科経済専攻4年)

 近年、観光分野ではコンテンツツーリズムという形態が注目を浴びてきている。コンテンツツーリズムとは、ドラマや映画や文学、漫画やアニメなどのコンテンツを観光資源に活用した体験型観光の一つである。
 私は、近年のコンテンツツーリズムの動向から、その特徴、効果を明らかにし、アニメコンテンツの魅力で人気を博している「三鷹の森ジブリ美術館」の実地調査を行い、継続的な地域振興に繋がる取り組みのあり方について考察し、提案することを目的として研究を進めている。
 コンテンツツーリズムは通常の観光と違い、特に有名なものや名所がなく観光にスポットが当たっていなくても、新たにスポットを当てることができる。
 また、若者の旅行離れが進んでいる中、映画やドラマやアニメなど若者向けのものも多く、若者の旅行離れを解消することができる。このように、コンテンツツーリズムは他の観光形態にはない優れた特徴を有している。

「三鷹の森ジブリ美術館」のモニュメントと料理

観光・地域創生専攻NEWS(2019年度)一覧

 Vol.1 『ヘルスツーリズムについての考察と提案~観光と薬膳~』
 Vol.2 『ダークツーリズムの国内普及~教育旅行による普及~』
 Vol.3 『世界遺産と持続可能な観光のあり方~古都京都の文化財~』
 Vol.4 『文化観光による地域活性化~伝統工芸・江戸切子の体験~』