施設紹介Global Dormitoryとは?

より進化した学⽣寮を求めて

本学では、他者の役⽴つことをなすことによって⼈間は成⻑すると考えております。部屋⻑や寮⻑は上級⽣の役割ですが、その役割を通して下級⽣の世話をする⽴場にあるということが上級⽣の⼈間⼒を伸ばすシステムとして機能するわけです。したがって本学では、同学年だけによる寮体制を採⽤しておりません。

Global Dormitoryでは現在の寮体制を改善するシステムであるユニット制を導⼊しました。

Global Dormitoryの管理

  1. 学⽣寮の運営は⼤学の管理下にあり、専任の管理⼈を常駐させ、寮⽣の⽣活の安全を図る。
  2. 学⽣寮全体の⽞関となるA棟1階に寮事務室を設置。
  3. 管理システム(学⽣証による⼊館認証や監視カメラの導⼊など)の充実。

Global Dormitoryの運営体制

⼤学が管理するのではなく、学⽣による⾃治を徹底。責任感と、後輩への思いやりが⼤きく育ちます。

学⽣たちがルールを決めて管理する、全国でも希少な学⽣寮のシステムを導⼊しています。6⼈分の個室と共有リビングがある部屋を「ユニット」という単位で分け、ユニットリーダー、フロアリーダー、寮役員、寮議⻑といった様々な役割を学⽣たちが担当。それぞれの仕事をこなすことで、⼤きな成⻑に結びつきます。

学⽣寮における「ユニット」の仕組

ユニットに所属する寮⽣は、同学年のみでの構成にはしません。

経験豊富な上級⽣がユニットリーダーやフロアリーダーの役割を担い、下級⽣の相談を受けたりサポートしたりすることによって、⼈間的に成⻑するとともに社会⼈としての基礎能⼒を⾝につけます。

学⽣たちによる組織的な寮の運営体制

⽉に⼀度開催されるユニットリーダー会議とフロアリーダー会議が中⼼的機能を担い、各種情報の共有と寮⽣活上の諸問題を議論しています。44名で構成するユニットリーダー会議の上に、12名によるフロアリーダー会議を置いた⼆重構造の会議体によって寮⽣の意⾒を集約し、寮運営上の課題の解決を図っています。

国際的な「学び」の寮

ユニット内の構成を⽇本⼈と外国⼈留学⽣の半々とすることによって、いろいろな海外の留学⽣と交流することができます。⽇常的な寮⽣活をとおして異⽂化と接し、国際的な感覚を⾃然と⾝につけていくことができるのも、Global Dormitoryの特⾊です。

学⽣寮の歴史

麗澤⼤学は、本学の前⾝の道徳科学専攻塾が創⽴された昭和10[1935]年以来、男⼥共学と全寮制度を教育の特⾊の⼀つとしてきました。寮の⽞関には「⾃我没却神意実現の⾃治制」という掲板が掲げられ、創⽴以来、寮⽣の⽣活信条となっています。寮⽣活とは共同⽣活を通じて⾃⼰の品性を向上させる場であり、他からの規則や命令によって律せられたり、⾃⼰中⼼の考えによって⽣活するのではなく、他⼈を思いやる温かい⼼を中⼼とした⾼いモラルの意識によって⾃⼰を律してゆく⾃治制が根本であるというものです。

昭和34年に4年制⼤学として開学したときにも、初代学⻑の廣池千英はこの伝統を受け継ぎ「本当の意味での⺠主主義を体得するためには、⾃由と⾃治との訓練を⼗分に深めなければなりません。諸君は、将来社会に⽴ちまして、⽴派な社会⼈として⾃由と⾃治とを⼗分に発揮する活動ができるための訓練を受けなければならないのであります。麗澤⼤学は、この⾃由と⾃治とを訓練するための場なのであります」と寮⽣活の意義を語っています。麗澤⼤学ではこのような理念のもとで全寮制の学⽣寮が運営されてきました。

その後、時代の変化と規模の拡⼤に伴い、全寮制度から希望⼊寮制度に移⾏しました。けれども、全寮制度時代からの伝統と「学び」の精神は連綿と受け継がれています。学⽣寮には、地⽅出⾝の学⽣や外国⼈留学⽣の経済的な⽀援という側⾯もありますが、それ以上に⼈間形成の場として、また国際的な交流の場として、その学習効果が期待される場でもあります。