相続工学研究センター

「未来の相続遺産」をテーマに、グループワークを実施

 今年度のPBL(Problem-based Learning)型授業(学生が主体的に課題発見に取り組むスタイルの授業)として、「未来の相続遺産」をテーマとしたグループワークを実施しました。

 このワークでは、「現時点では相続遺産に含まれていないが、将来は相続の対象となり得るもの」を学生たち自身が主体的に考えることを目的としています。受講生は6班に分かれ、2回にわたるブレインストーミングを通じてアイデアを深めました。

 1回目のブレインストーミングでは自由なディスカッション形式で意見を出し合い、2回目では各班に異なるテーマを与えることで、発想の枠をあえて限定し、新たな切り口からの思考を促しました。この工夫により、学生たちは独創的で興味深い「未来の相続遺産」を次々と導き出すことができました。

 本グループワークは、これからの社会や技術の進展を見据えた相続の在り方を考える良い機会となり、学生の柔軟な発想力と想像力が光る内容となりました。

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グループワークの様子