相続工学研究センター

令和7年度「相続におけるビジネスプラットフォーム論」 最終講義を実施

 令和7年度「相続におけるビジネスプラットフォーム論」は最終週を迎え、学生による「プレゼンテーションセッション」が実施されました。

 最終週第4限では、第4週に実施されたグループワーク「未来の相続遺産 〜現在は相続遺産に含まれないが、将来は遺産となり得るもの〜」の発表会が行われ、徳永澄憲学長参加の下で全6班が以下のテーマでプレゼンテーションを行いました。

    【未来の相続遺産 各班テーマ】
     第1班 マインドデータ
     第2班 風景
     第3班 超権利
     第4班 仮想空間の人格
     第5班 臓器
     第6班 パワードスーツ

 本発表会では、学生の投票で選出される「学生賞」と、教員の評価に基づく「教員賞」の二つの賞が設けられました。その結果、「学生賞」には第5班(テーマ:臓器)が、「教員賞」には第1班(テーマ:マインドデータ)がそれぞれ選ばれました。

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発表会の最終講評を行う徳永 澄憲学長

 講義の最後となる第5限では、こちらも昨年同様に、学生が「遺言書」を発表するセッションが行われました。第4週(5月9日)の講義で作成した架空の家族の家系図をベースに、第6週(5月23日)で学習した遺言や相続税、資産価値評価などの内容を盛り込んで作成した架空の遺言書です。そもそも、遺言書は発表するものではないので、人生唯一の機会に臨むこととなりましたが、遺言書内の「付言事項」と呼ばれる部分に記した家族へのメッセージでは、架空とは思えない迫真の内容も見られるなど、学生の表現の豊かさも見られました。