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教育・研究
2025.10.14

【実施報告】ハイアット セントリック 銀座 東京での夏季インターンシップ

本学外国語学部のホスピタリティ科目(ANA総研・山崎紀子講師、科目コーディネイター・田中俊弘教授、佐藤良子准教授)では、毎年科目履修者の内の希望者から選抜して、ハイアットグループのホテルにインターンシップ学生を派遣しています。パーク ハイアット 東京が改修に入った昨年の夏に続いて今年も、4名の学生がハイアット セントリック 銀座 東京にてインターンシップを体験し、ホスピタリティ科目の授業内、及び106日(月)昼休みの報告会にて、体験発表を行いました。ANA総研夏季特別研修参加者の体験発表会も兼ねた後者の報告会には、ANA総研の山崎講師、村松絵里子講師の他、渡邊信副学長、犬飼孝夫外国語学部長、千葉庄寿前外国語学部長(現図書館長)、そして科目コーディネイターの田中教授、佐藤准教授が参加しました。

17名の希望者から書類と面接の審査で選ばれたのは、今回は全員が英語コミュニケーション専攻の1年生でした。818日(月)からの2週間は北舘直弥さんと渡邉百恵さんが、そして91日(月)からの2週間は安原遙琉さんと阿部芳春さんが、それぞれ宿泊部と料飲部で社員の指導を受けながら実地での職業体験をしました。

その体験を振り返って4人が口々に述べたのは、英語を使用するのが当然の現場で職業体験をする大変さであり、面白さであり、今後の英語学習へのさらなるモティベーション向上に繋がったという点でした。宿泊部門でフロントやハウスキーピング業務に従事した北舘さんと安原さんは、ホテルの裏側の様子を見られたのが大変勉強になったとのことです。ホテルなどのホスピタリティ産業を自らのキャリアにしたいと漠然とイメージしていたけれど、その目標がより具体的になり、そのために現在の自分に何が足りないかを考える機会になったそうです。英語で話して伝わる達成感を感じられたとも話してくれました。料飲部でインターン経験をした渡邉さんと阿部さんは、立ち止まっている時間も少ない忙しい職場で奮闘しました。そんな環境で、いつも笑顔で対応し、アレルギーを含む利用者の状況把握を常に意識している社員たちに感銘を受けたそうです。また、外国人への接客で、インターンとはいえ自分の言葉がホテルの一員としての言葉になる責任の大きさも感じながら、時にメニューの英語での説明に社員の助言を借りながら、充実した時間を過ごした様子でした。4人の1年生が、この経験を今後に活かしてくれることを大いに期待したいと思います。

このように学部1・2年生の段階から、学内での選抜プロセスを経験すること自体も、そして選ばれてインターンシップに派遣されることも、学生にとって非常に恵まれた機会になっています。受け入れてくださっているハイアット セントリック 銀座の皆様、そして選考の際に学生のエントリーシートや面接の指導を丁寧にしてくださっている山崎講師と村松講師に、この場を借りてお礼申し上げます。

(文責:田中俊弘(外国語学部教授))

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