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2013.12.19|最終更新日:2020.07.29|

麗澤大学MUNチームが「全米模擬国連大会」報告会を実施

麗澤大学MUNチームの第3期生6名が10月25~27日、ワシントンD.C.で行われた「全米模擬国連大会」にベトナムの代表団として「軍縮と国際安全保障」「国際的な経済社会」「国際人口開発会議」の3つの委員会に挑戦。

12月18日には、校舎「あすなろ」内のI-Loungeにて多くの学生、卒業生、教職員を前に報告会が行われました。冒頭、顧問を務めたクリス マクヴェイ教授(外国語学部)は、「彼らは、ネイティブスピーカーでも難しいと感じるような課題に対して勇気をもって挑んでいき、大きな収穫を得て帰ってきました。メンバーを誇りに思います」と健闘を称えました。
メンバーの石井さんは当時の様子を振り返ります。



「本番で一番悩んだのは言葉の壁。準備は万全のつもりでも、スピーチでは足の震えが止まらず、また、各国代表者との交渉の際も英語のスピードと迫力に圧倒され、反論どころではなかったし、場の空気に飲まれて分からないのに"Yes"と言ってしまうこともありました。少しずつ話しかけ、「ゆっくり話して」と躊躇せずに伝えたり、完璧な英語でなくても何度も相手に主張し続けることで、全体のワーキングペーパーに自分の意見を組み込ませることができました。会議が終わった達成感は言葉に表すことができませんが、同時に悔しさも残ります。準備期間を通して一人では何もできなかったし、嫌というほど自分の甘さを思い知ったからです。第4期のスタートに向けて、もっと世界を知りたい、英語を自由に話せるようになりたいと強く思います。世界の壁は高かったですが、手を伸ばせば届きそうだとも感じることができました。やって後悔したことは一つもないし、行かなければ知りえないことばかりで、全て素晴らしい財産だと思います。私にとってこの挑戦は"人生を変える経験"となりました」


最後に、石井さんから次期リーダーとしての決意表明がなされると、会場からは大きな拍手が送られました。また、質疑応答では、「次期メンバーに向けて今から準備しておくべきことは?」という問いかけに対し、リーダーの齋藤さんから「国際的な政治問題にアンテナを張り、論拠立てた意見を持つことが大切」と力強いアドバイスと共に後輩へエールを送りました。今後も、麗澤模擬国連団体のさらなる挑戦を期待しています。

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「麗澤大学MUNチームが全米模擬国連に参加」http://www.reitaku-u.ac.jp/topics/t-gakuseiseikatu/20131111-1.html

麗澤MUNチーム3期生が全米模擬国連大会に挑むhttp://www.reitaku-u.ac.jp/topics/t-gakuseiseikatu/20130719-1.html


●メンバー
齋藤 祐介 (代 表/英語コミュニケーション専攻4年)
石井 千晃 (書記担当/英語コミュニケーション専攻3年)
井上 裕香子 (企画担当/経営学科 IMCコース3年)
齊藤 瑠奈 (会計担当/経済学科 IMCコース3年)
加藤 卓  (広報担当/国際交流・国際協力専攻3年)
束   午  (情報管理担当/麗澤大学院英語教育専攻1年)