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2016.07.01|最終更新日:2020.08.03|

第4回高校教員のための「道徳教育講座」を開催します!

280810高校教員のための道徳講座ブルー

道徳科学教育センターでは、千葉県立高等学校における「道徳の時間」の必修化に伴い、平成24年から高校教員を対象に「道徳教育講座」を実施し、「道徳とは何か」「どのように教えたら良いのか」という疑問にお応えしてまいりました。

今年度は、「道徳の教科化と道徳授業への提案」をメインテーマに、第4回高校教員のための「道徳教育講座」を以下の要領で開催いたします。この機会にぜひご受講いただき、「道徳の時間」の授業展開の一助としていただければ幸いです。

開催要項
◆日 時:平成28年8月10日(水)13時~16時30分
◆場 所:麗澤大学 校舎あすなろ5階教室
◆共 催:公益財団法人モラロジー研究所
◆後 援:千葉県教育委員会/茨城県教育委員会
◆参加費:無料
◆お申込:以下の申込票をダウンロードいただき、メールかFAXでご送信ください。

 ■PDF版:申込票
 ■word版:申込票
メール cmsekoza3602@ad.reitaku-u.ac.jp
FAX  04-7173-1100   / TEL 04-7173-3602(麗澤大学学長室)

第4回高校教員のための「道徳教育講座」プログラム

●よりよい道徳教育をめざして
講師:江島 顕一(麗澤大学 経済学部 助教)
小・ 中学校では、いよいよ道徳の教科化が実現される運びとなりました。その議論の過程で は、高等学校における道徳教育の充実が課題として挙ったように、初等・中等教育を通じた道徳教育の必要性や重要性が高まっています。本講演では、小・中学校の『学習指導要領解説 特別の教科道徳編』を手がかりとしなが ら、高等学校においても大切な道徳教育の基本的な在り方について考えます。

千葉県立船橋北高等学校における道徳教育実践報告
講師:稲田 敏志(千葉県立船橋北高等学校・教諭)
概要:「道徳を学ぶ時間」を通して教員の指導力向上を目指すとともに、生徒の心を育てるために本校が実践している取り組みを報告します。実際に使用しているワークシートの紹介、「道徳を学ぶ時間」を実施する中で明らかになった課題についても考えていきたいと思います。
①本校が抱える課題を解決するために、「道徳を学ぶ時間」を有効に活用していくこと。
②道徳的視点を持って毎日の授業を展開すること。

茨城県立明野高、下妻二高における道徳授業実践報告
講師:北條 奈緒美(茨城県立下妻第二高等学校・教諭)
茨城県は今年度から高校2学年の生徒を対象に、"道徳プラス"が始まりました。1学年対象の読み物資料を中心とした「道徳」の教材から発展し、グループワー クやペアワークを用いたアクティブ・ラーニング型の授業です。問題提起に対して、生徒が考えたことや判断したことを行動や実践に移そうとする心を育成することを目標に授業を展開していきます。
 道徳的な視点での指導は、学校全体で日々行われているものです。「道徳」や"道徳プラス"の時間が生徒の心の成長段階をはかる機会にもなっていると考え ます。私がこれまでの経験の中で実践してきた授業の成果と課題を報告します。さまざまな観点からご意見いただき、より良い道徳の在り方を考えていきます。

※講演の後には、参加者の皆様と講師、本学の道徳担当者との情報交換会も予定されております。
 この機会にぜひ、ご参加ください。