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教育・研究
2017.05.17|最終更新日:2020.07.29|

学生相談センター 特別講義「"自分"を知ろう」を開催しました。
~外国語学部・基礎ゼミナール~

 2017年5月8日(月)、11日(木)の2日間に渡り、外国語学部1年次生必修科目「基礎ゼミナールA」の特別講義として、学生相談センター による特別講義「"自分"を知ろう」が開催されました。

 本学、外国語学部の「基礎ゼミナール」(本学「カリキュラム・ポリシー 」参照)では、「スチューデントスキル」、「スタディスキル」、「2年次以降の学びの導入」、そして「自校史学習」を4つの柱としています。学生相談センターの特別講義は、その中の「スチューデントスキル」(大学生・社会人としての意識と態度)を身につける一助とすべく、全クラスで開催しています。

 講師は、本学専任カウンセラーで、臨床心理士・大学カウンセラーの阿部千香子氏、吉原 啓氏です。講義は、臨床心理学や発達心理学、学生相談学の観点から、「自分」を知って好きになること、他者との違いを肯定すること、青年期や大学生の発達課題を理解すること、悩むことの意義に気づくこと、を目的に、講話とワークとを交えて行なわれました。内容は以下の通りです。

「"自分"を知ろう」

1.自分を知ろう〔ワーク:「わたし事典」〕

2.大学生の自分

3.個人の自分〔ワーク:「こころのグラフ」〕

4.青年期の自分

-リラクゼーション

5.自分を育てるために

6.学生相談センターについて

 阿部カウンセラーは、講義冒頭で、詩やメッセージを紹介し、「大学生活は『自分』がどういう人間で、何を好み、何を求めているかを知る、絶好の場と時間です」と伝えました。また、吉原カウンセラーの自己分析ワークでは、日ごろ自分でも気づいていなかった内面とも向き合うきっかけとなったことでしょう。感想には、「自分らしく生きられるよう、大学時代にしっかり悩んで成長したい」といった意見が多数寄せられました。学生1人1人が、充実した大学生活を通じて、自分を知って、自分を好きになり、それぞれのステージで活躍されますこと、教職員一同、応援しております!

 本学では、正課内外で学生の「スチューデントスキル」を育むため、教職員、各部局で連携しながら教育や支援を行っています。今後、「基礎ゼミナール」でも「創立者の生涯と学校の誕生」(自校史学習)、「社会人としての基礎を養う」(キャリアセンター特別講義)等、さまざまな角度から学生の学びに関連した取り組みが展開されます。                                  

   「わたしの事典」のワーク           「こころのグラフ」ワークで自己診断                      

阿部カウンセラーと吉原カウンセラー(臨床心理士・大学カウンセラー)

特別講義後、クラス毎に学生相談センターを見学しました。