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2018.05.23|最終更新日:2020.07.30|

【開催報告】ROCK特別講演会2018前期第1回:呉 善花 氏 ご講演

岩澤カレッジ長

5月19日(土)10:00~12:00

講 師:呉 善花 氏(オ ソンファ、拓殖大学教授・評論家)
テーマ:「韓国と北朝鮮は何を狙っているのか」
受講者:210名(申込者238名)

平成30年度麗澤オープンカレッジ特別講演会(後援:千葉県教育委員会、柏・流山・松戸・我孫子・野田各市教育委員会および柏商工会議所)の前期第1回を5月19日(土)に開催しました。呉善花(オソンファ)氏を迎え、「韓国と北朝鮮は何を狙っているのか」と題してご講演をいただきました。当日は初夏の暑さを感じさせる日ですが、朝早くから210名の方々が会場を埋め、呉氏のご講演を聴講されました。

冒頭、岩澤オープンカレッジ長から、今年度よりROCKは、"豊かなアクティブ・シニアライフ"をコンセプトに、その内容をさらに進化させ始動していることが紹介されたあと、特別講演会2018の初回において、米朝首脳会談を来月に控えるという絶妙なタイミングで呉先生をお迎えし、朝鮮半島情勢について貴重なお話を伺える大変良い機会であるとの期待が投げかけられました。

終始和やかな雰囲気だった呉氏のご講演

ご講演では、平昌オリンピックや南北首脳会談に見る南北融和ムードの流れを冷静に捉え、現在の朝鮮半島情勢やその背景にある韓国国民の考え方、南北トップの思惑を中心に語っていただきました。両方がメディアをうまく使って世論を作り出す手法に長けていることや、「朝鮮半島の非核化」は、「北朝鮮の非核化」という意味ではなく、駐韓米軍の撤退が第一条件であること、文政権が見ている韓国経済の行く末と長距離鉄道の建設計画など、ニュースの裏側にある真実を見極める冷静さを、呉教授は終始力強く発信されていました。

「ムードで世論が動いている、真実はどこにあるのかを見つめつつ、日本は外交を進めてもらいたい」という呉教授のメッセージは、聴講されている方々に深く届いたと思います。時折笑いも交えながらの魅力的な内容は、最後まで会場を沸かせました。

特別講演会次回は衛藤晟一氏(内閣総理大臣補佐官・参議院議員)をお招きし、「現在の政治情勢とこれから」をテーマに6月16日(土)開催予定です。お楽しみに!!

(麗澤オープンカレッジ ROCK)