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2018.07.20|最終更新日:2020.07.30|

卒業生の荒谷友碩さん日本代表選手に選抜 2018年8月19日~23日 インドネシア・ジャカルタ/パレンバンにて

 本学の卒業生であり、 武術太極拳部のコーチを務める荒谷友碩さんが公益社団法人日本武術太極拳連盟主催の2018年8月19日~23日にインドネシア・ジャカルタ/パレンバンで行なわれる第18回アジア競技大会に日本代表選手として出場が決まりました。 日本代表選手は自選難度選手※32名中29名が選考会に参加し、 出場権を獲得したのは荒谷さんを含む6名のみ。 まずは自選難度選手に選ばれるためには事前に実技試験を突破し、 日本武術太極拳連盟に認められる必要があるため非常に難易度が高いと言われています。
 荒谷選手は在学中から武術太極拳部に所属し、 2017年には世界大会の男子太極拳の部で第3位の銅メダル、 男子太極剣の部では1位の金メダルを獲得するなど在学中のみならず、 コーチとしても優秀な成績を収めてきました。
 今回、 日本代表選手として荒谷選手からは「武術太極拳以外の競技も行われる今までの競技人生の中で一番大きな大会に初めて出場します。 不安と期待でいっぱいですが、 しっかりと準備して万全な態勢で本番に臨みたい。 また太極拳と太極剣の2種目総合なので、 集中してベストを尽くします。 」と意気込みをいただきました。

※自選難度選手とは高難度の競技である、 跳躍やバランス動作など難しい技ができる選手のこと。

<武術太極拳とは>
 中国武術をもとにした競技で、 全日本選手権、 アジア選手権、 世界選手権大会などが開催されており、 アジア競技大会の正式実施競技として定着しています。 主に長拳、 南拳、 太極拳の三種目に分かれ、 さらに長器械種目と短器械種目があります。 長器械種目は長拳と南拳だけで、 長拳は槍か棍、 南拳は棍、 また、 短器械種目は3種目あり、 長拳は剣か刀、 南拳は刀、 太極拳は剣の部に分かれて試合が行なわれます。 国際競技スポーツとしても大いに発展しているスポーツです。

<荒谷友碩さんプロフィール>
 千葉県出身。 2017年3月に外国語学部外国語学科中国語専攻を卒業。 武術太極拳部コーチ。 小学校1年生から兄の影響で武術太極拳を始める。 在学中は武術太極拳部に所属し、 2015年には世界武術選手大会2種目で銀メダル、 2016年には武術套路ワールドカップで金メダルを獲得、 2017年の世界大会では金メダルを獲得するなど活躍の幅を広げた。
 武術太極拳部の記事はこちら⇒  https://www.reitaku-u.ac.jp/journal/4136/


大会記録
 2014年4月「全日本武術太極拳競技会」優勝
 2015年7月「第32回全日本武術太極拳選手権大会」2種目で第1位
 2015年11月「第13回世界武術選手権大会」2種目で銀メダル
 2016年9月「第9回アジア武術選手権大会」に日本代表として出場し、 男子太極剣の部で準優勝
 同年11月「第1回武術套路ワールドカップ大会」(国際武術連盟・IWUF主催)男子太極剣の部で金メダルを獲得。
 同太極拳の部でも、 銅メダルを獲得。

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