【開催報告】第17回情報系卒論発表会
2019.2.6

 1月27日(日),生涯教育プラザ棟プラザホールにて第17回情報系卒論発表会が 開催されました。 情報教育センター(CITE)が主催する本発表会は、誰もが参加・発表できる場として情報系ゼミへの所属にかかわらず学内で広く発表者を募集しています。 昨年度の18件よりも発表数が増え,今年度は5つのゼミから合計21件(4年生11件、3年生9件、1年生1件)の発表応募があり、発表会当日は早朝から丸1日かけて長時間の見応えのある発表会となりました。情報系ゼミの卒業生やご父兄、一般を含め約50名の聴衆が参加し、会場では多くの質問が寄せられ活発な議論が行われました。

  今年度の発表はシステムの開発に関するものが多く、授業やゼミで学んだJavaScriptやHTML5、Javaを使ったゲーム作品制作や教材制作に関するもの、音声を使ったシステム開発「音声呼び出し機能付き順番待ちシステムの試作」や「音声(MIDI)を使った聴奏クイズアプリケーションの開発」の発表とデモがあり、会場では、文系の学生でもここまで本格的なシステム開発ができるのかとの驚きの声があがりました。

 また、外国語やコミュニケーションを専攻する学生ならではの視点から、「ドイツ語の辞書を使った作文支援システムの開発」や、「フィンランド語の語彙集の作成」、「WordPressを活用したコミュニティサイト構築」に関する発表がありました。また近年、目覚ましいAIの発達による生活の変化とその影響、将来の高等教育や人材育成に関するもの、大量のオープンデータを使った統計分析、経営的視点からのプラットフォームの提案、さらに過去5年間の株式データを使った投資信託のパフォーマンス分析など、発表内容は非常に広範で興味深いトピックが並びました。(詳細は下記の論文集をご覧ください)。

 学生達はゼミの時間に教員指導のもと、自分達で悩みながら研究テーマを設定し、試行錯誤しながら文献研究、調査、そしてシステム開発などに取り組んできました。取り扱ったテーマやその視点、方法の多様さ、実現する技術力等からみても本学学生の関心の広さや、問題意識の高さ、粘り強さなどを垣間みることができるのではないかと思います。

 情報系卒論発表会は、予稿論文を執筆して論文集を作成する本格的な学会スタイルで行われています。発表者は昨年から発表論文集に投稿する論文作成の準備をすすめ、論文提出後も発表会配布資料の作成や口頭発表の準備など、発表ぎりぎりまで準備を重ねてきました。残念ながらインフルエンザ罹患のため1件の発表がキャンセルとなりましたが,発表者は皆、大勢の聴衆の前で緊張しながらも自分の研究成果を立派に披露し、やり遂げたという充実感であふれていました。

 この発表会での経験は,講義やサークル活動,アルバイトなど普段の大学生活では得られないものだと思います。4年生にとっては今年が最後の発表会になりますが,この経験は社会に出てからきっと活いてくるはずです。また,発表者として登壇した3年生にとっては、これから本番を迎える就職活動においても今回の発表での取り組みや経験は大いにアピールできるものではないかと思います。今回の発表を契機に,より充実した卒業研究をめざして一層の頑張りを期待すると同時に,来年度の情報系発表会でその成果を披露してもらえるのを楽しみにしたいと思います。

(文責:匂坂)

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