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2020.11.25

経済学部3年生、「日銀グランプリ」で決勝進出の快挙!

~日銀本店で日銀副総裁らへのプレゼンへ~

 本学経済学部の3年生で中島真志ゼミナールに所属する林 空さん、星 俊祐さん、齋藤 航平さん、谷垣 友彩さん、吉田 瑛彦さんの5名が、チームを組んで日本銀行主催の学生向けコンテスト「第16回 日銀グランプリ ~キャンパスからの提言~ 」に挑戦。全国112チームの中から、論文審査を通過し、見事、決勝に進む5チームに選ばれ、決勝大会への進出が決定いたしました。

 決勝大会は、12月19日(土)に日本銀行本店で行われ、若田部昌澄・日本銀行副総裁を審査委員長に、日本銀行の政策委員会のメンバーおよび外部の有識者が審査員を務めます。プレゼンテーションと審査員との質疑応答を経て、入賞チームが選ばれます。  

 このコンテストは、大学生を対象として、金融分野についての小論文とプレゼンテーションを行うもので、今回で16回目。今回のテーマは「わが国の金融・経済への提言」でした。決勝進出の5名は、いずれも金融をテーマとする中島ゼミで一緒に学ぶゼミの仲間です。  

 「コロナ禍で集まれない中、何度もZoomで打合せをして、段々と方向性が固まってきました」(林さん)、「みんなの意見を合わせて1つの提案にまとめるのは大変だったが、頑張った甲斐がありました」(斎藤さん)とコンテストにチャレンジした感想を述べています。そして決勝に向けては、「まさか決勝に行けるとは思っていなかったが、しっかり準備をして、日銀の副総裁や審議委員の前で、ベストのプレゼンを行いたい」(谷垣さん)と、熱い決意を語ってくれました。  

 決勝大会でプレゼンを行うテーマは、「株学習を楽しく分かりやすく~『スタかぶ』の提案~」です。証券投資を促進するためには、「株式投資の疑似体験」を通じて、投資経験を積むと同時に必要な投資知識を得ることが必要との考えから、「楽しく、実践的な投資の練習ができ、必要な投資の知識が得られるアプリ型の教材」である「スタかぶ」という金融教育のための教材を提案します。「バーチャル・コンシェルジュ」「学習ドリル」「ミッション」「デモトレード」「ゲーム内ポイント」といった仕組みにより、実践的にかつ楽しく学ぶように工夫されており、若者世代をメインターゲットとして、投資へのきっかけ作りとすることを目指しています。 

 このコンテストには、毎年、経済・経営系の学部を有する全国の多くの大学がチャレンジしています。今回の決勝進出は、本学チームのほか、東京大学・一橋大学(合同チーム)、同志社大学、明治大学、東京経済大学の5チームです。  

 本学のチームが日銀グランプリで決勝大会に進出するのはこれが3回目。第6回大会(2010年)では最優秀賞と特別賞を、第14回大会(2018年)には優秀賞を受賞しています。
 チームを指導した中島真志教授は、「全国の112チームの中から決勝進出の5チームに選ばれたことだけでもすごいことだが、これで満足することなく、決勝では、ゼミで培ってきたプレゼン力を十二分に発揮してほしい」と期待を綴っています。

日銀グランプリ.jpg
麗澤大学チームメンバーと中島先生