お知らせ
【開催報告】国際学部主催 産経新聞社協力「第3回 高校生プレゼンテーションコンテスト」を開催しました。
2024年2月10日(土)、国際学部主催 産経新聞社協力 「第3回 高校生プレゼンテーションコンテスト」を本学キャンパスで開催いたしました。
本コンテストは、これからのグローバル社会を担う若者たちの自由で魅力的な発想を"世界"に発信していくことを目的に2021年度より開催しています。
第3回目となる今回は、予選を通過した4校5組が本選に出場しました。
【出場組】
※( )はチーム名、「」は発表テーマ
- 城北埼玉高等学校 「Connect Re.gion」
- 桜丘高等学校(Bambina)「世界中の子供達へ」
- 栃木県立矢板東高等学校(Milk Tochigi)「多様性を活かした牛乳メニューで地域活性化」
- 桜丘高等学校(espoir)「未来への希望の架け橋 ~Let's expand children's possibilities~」
- 鹿島学園高等学校「『魔法の調味料』で栄養不足の子供たちを救え!」
このコンテストの大きな特徴の一つが、高校生のプレゼンテーションを国際学部の学生スタッフと教員が一緒に作り上げることです。
出場者たちは、エントリー時に考案した300字程度のアイデアを基に12月頃より学生スタッフや教員と何度もオンラインミーティングを重ね、アイディアを磨いてきました。コンテスト当日の企画・運営を学生スタッフが担うのも、本コンテストならではの魅力です。
ミーティング以外の場でも、ブラシュアップを重ねて当日に挑んでくれた出場者の皆さん。
地元の廃棄食材に着目したメニュー考案を行い、実際に地元飲食店や農協向けに試食会を行ったチームや、子ども園を視察することでより実態に即した課題解決を提案した方、県外・国外で経験した活動をヒントにアイディアを発展させたチームなど、どのチームも高校生ならではの視点から等身大のアイディアを提案してくれました。
城北埼玉高等学校
桜丘高等学校(Bambina)
栃木県立矢板東高等学校
桜丘高等学校(エスポワール)
全チームのプレゼンテーション終了後は、出場者同士の交流パートを実施しました。学生スタッフがファシリテーターを務め、「多様性の中から生まれる格差」をテーマに3チームに分かれてグループディスカッションを実施しました。
最初は緊張していた高校生の皆さんでしたが、全日制と通信制・制服・学歴などお互いの高校や地域のこと、日常生活で体験したことなどからテーマを自分ごと化していくことで、どのチームも活発な意見交換が行われました。
各チームで話合ったことは、学生スタッフが代表して全体に共有しました。こちらの想定を超えるような熱い想いを話してくれたことから、急遽高校生も登壇しチームで出た意見を発表してくれました。
そして、いよいよ迎えた結果発表。
どのチームも素晴らしい発表でしたが、僅差で「最優秀賞」1組、「優秀賞」2組、「国際学部生賞1組」が決定しました。
【審査結果】
※( )はチーム名
最優秀賞 |
鹿島学園高等学校 |
---|---|
優秀賞 |
栃木県立矢板東高等学校(Milk Tochigi) 桜丘高等学校(Bambina) |
国際学部生賞 |
栃木県立矢板東高等学校(Milk Tochigi) |
【審査基準】
最優秀賞・優秀賞
①日本を含む世界の問題を「自分ごと化」できているかについての評価
②提案のオリジナリティに関する評価
③プレゼンテーションの仕方に関する評価
国際学部生賞
①打ち合わせからの伸びしろ
②自分たちだからできることかどうか
③発表に対する姿勢
最後に、コンテスト総括である野林 靖彦国際学部長より本コンテストの開催に込めた思いと、参加者への御礼を述べ本コンテストは閉会しました。
高校生と大学生が一緒に作り上げた本コンテスト。高校生だけはなく、大学生にとっても異なる意見やアイディアを知り一歩成長する貴重な機会となりました。