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教育・研究
2024.02.29

【開催報告】麗澤大学英米文化研究会総会・公開研究会

 2月28日(水)の午前中に外国語学部英語専攻(英語コミュニケーション専攻/英語・リベラルアーツ専攻)の教員が中心となって活動している英米文化研究会(Reitaku Society for English and American Cultures)の年次総会及び公開研究会が、生涯学習プラザ1階PC教室とZOOMのハイフレックス方式で開催されました。

 まず、2023年度から英語専攻と英米文化研究会に加わりAI教育を専門としている小田理代先生が「AIと語学学習 / AI supported language learning」と題する報告を行いました。教育現場でのChat GPTの活用状況などについての説明の後、実際に授業で学生にChat GPTを使用させた手法やアンケートなどから見えてきた知見についての報告がなされ、それに続いて活発な質疑が行われました。

 次に、長年外国語学部英語学科/英語専攻で教鞭を取り、今年度で客員教授として最後の授業を終えられた中道嘉彦先生が、「英語音声学、英語史、英語教育 / English Phonetics, History of English, and English Education」と題する報告でこれまでの研究関心を振り返り、より深い英語の学びのために英語音声学や英語史が重要だというメッセージと共に報告を締め括ると、盛大な拍手の後、参加者から様々な意見や感想が続きました。

 研究会後には報告者を囲んで、田中駿平名誉教授、唐木副学長、渡邊副学長を含む参加者がキャンパス内のレストランまんりょうで昼食会を行い、食事と歓談を楽しんだ後、お開きとなりました。

 英米文化研究会は設立以来30年目を迎えようとしており、研究会活動や会員間の親睦の他に研究誌『麗澤レヴュー』を毎年刊行しています。新年度にスタートを切る予定のデジタル・コミュニケーション研究センターとも協力しながら、また新しい取り組みを考えているところです。

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『麗澤レヴュー』のバックナンバー(vols.15~29)はこちらからPDFで読むことができます。
https://reitaku.repo.nii.ac.jp/search?page=1&size=20&sort=controlnumber&search_type=2&q=14