お知らせ
【実施報告】自主活動:石垣島における土地公祭調査
邱イー琪准教授の台湾ゼミに所属する学生3名より、石垣島での活動に関するレポートが届きましたので、ご紹介いたします。
台湾ゼミの講義で台湾の土地公祭について学びました。その際、石垣島に移り住んだ台湾移民が現地で土地公祭を開催していることを知り、実際に参加してみたいと思いこの活動を決めました。現地に足を運ばなければ分からない、石垣島で行われている土地公祭の実態を学び、理解を深めることを目的としました。
◆活動内容◆
〈1日目〉聞き取り調査
石垣島の現地の方々に、台湾移民や土地公祭についてどのように感じているかを伺いました。
〈2日目〉土地公祭への参加
「福徳廟」で行われた土地公祭に参加しました。参加者は供物を供えたり料理を作ったりと、協力しながら祭りをつくり上げていました。
私たちも準備に加わり、線香のお供えや紙銭を燃やして神様に届ける儀式にも参加させていただきました。
◆今後の展望◆
今回の反省点として、到着が遅かったこともあり、石垣島出身の日本人の方々から十分に話を聞けなかったことが挙げられます。取材した方々の多くは土地公祭や台湾移民について詳しく知らず、期待していた情報を得られず悔しい思いをしました。また、過去に麗澤大学の先輩方も取材を行っていたため、事前に質問内容を共有してもらい、より深い調査ができれば良かったと感じました。今後は、今回の質問内容や現地の方々の声、反省点などを台湾ゼミのメンバーに伝えるだけでなく、後輩にも資料を引き継ぎ、次につながる学習へと発展させたいと考えています。
さらに、来年1月には台湾での現地学習を予定しているため、石垣島での土地公祭との違いを学び、比較を通じて理解を深めていきたいと思います。
【補足】10月7日にはNHK沖縄放送局で土地公祭に参加した様子が放送され、インタビューも取り上げていただきました。さらに、10月9日付の八重山毎日新聞にも活動が掲載されました。記事では、琉球華僑総会八重山分会の田宇良三分会長が「次の若い世代が土地公祭の由来を知り、誇りをもって伝えていってくれたらいい」と語られ、私たちの活動の意義を後押ししていただきました。
文責:矢野 萌果・小野瀬 瞳・篠原 咲良
※本活動は「麗澤大学後援会自主活動支援」として活動を支援致しました。











