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2014.07.23|最終更新日:2020.07.24|

留学事前セミナーを開催

7月19日(土)、この夏に留学や海外研修に出発する学生を対象に「留学事前セミナー」が開催されました。参加者は84名で、長期留学予定者(62名)と短期留学・研修予定者(22名)が海外に赴くために必要な心構えや注意すべきことを再認識しました。

「危機管理について」


セミナーは2部構成となっており、第1部では長期/短期留学・研修予定者全員を対象に「危機管理について」と題し、国際交流センターの柳原主任よりお話がありました。

「危機」とは、海外留学中に起こる、命・財産・健康や尊厳を脅かすような事態のことを指します。報道にあるように海外では様々な事件・事故が起こります。「海外では、日本と違った危険が待ち構えており、常に危険と隣り合わせといっても過言ではないでしょう。意識を常に「海外モード」にしておきましょう!」と話がありました。
学生からは「自分の身は自分で守らなくてはいけないと強く思った」「治安が良い所でも“絶対安全”ということはないから、事前の情報収集や準備が必要だと思った」「紹介されたホームページ等を参考にしたい」といった声が聞かれました。

第2部では長期留学予定者を対象として、学生相談センターの吉原 啓カウンセラーより「異文化ストレスとうまくつきあう方法」というテーマでお話がありました。「“カルチャー・ショック”は特別なものではなく、誰もが経験しうること。むしろ上手に向き合うことのほうが大切です」と話されました。
「今日習ったことを基に上手く対処していきたい」「リラックスする方法を自分なりに見つけていきたい」「自分の身近な人でサポートしてくれる人の存在がとても大事ですね」といったコメントが寄せられました。

吉原 啓カウンセラー

受講した学生と


最後に、経済学部 山下美樹 准教授より、「留学目的の確認 ~あなたにとっての「留学」とは?」と題し、留学ワークシートを使いながら留学目的を再確認し、異文化間コミュニケーションに関するお話がありました。山下先生のアメリカでのご経験から、失敗談やユーモアを交えてお話していただき、学生達には興味深いお話となりました。
「価値観の違い等に対する新しい考え方に気づくことができました」「目標を見失わないようにしていきたいです」「留学先では自分の思っていることをハッキリと伝えていこうと思います」と感想を述べてくれる学生がいました。

山下 准教授

学生とコミュニケーション


海外での経験は学生生活のなかで、大きな思い出となります。しかし、海外で出逢うのは良い事ばかりとも限りません。海外留学を通して、様々な事柄を肯定的に受け止め、母国と留学先から見えてくる自分を知るきっかけにしてもらいたいと思っています。

                                                                                                                       Bon Voyage!   一路順風!