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2018.09.27|最終更新日:2020.07.29|

【開催報告】第17回ホスピタリTeeプロジェクト

2018年9月23日(日)に、今年度2回目(通算17回目)のホスピタリTeeプロジェクトを、上野公園周辺で開催しました(一般参加を呼びかけていない活動は、それ以外に各種行っています)。このプロジェクトは、株式会社ディノス・セシールや株式会社インパクトの協力を得て、忍者や地蔵のキャラクターが描かれ"Need Help? I Can Help!"などと書かれた「ホスピタリTシャツ」を身にまとい、外国人観光客のお手伝いをするボランティア活動です。2014年8月の活動開始以来、年ほぼ4回のペースで継続して5年目を迎えました。外国人観光客の道案内や写真撮影のお手伝いももちろん大切ですが、話しかけて一緒に会話をすること自体が、日本旅行の思い出になればと考えています。これまでも多くの観光客をお手伝いし、会話を楽しみ、結果として彼らの帰国後もSNSなどで繋がることも少なくありません。

活動前の打ち合わせの様子 1

活動前の打ち合わせの様子 2

大学の新学期開始直後の開催だったため、十分に周知できているかが心配されましたが、麗澤中学校から多くの参加者を得たおかげもあって、予想を大きく上回る50名弱の申し込みがあり、好天に恵まれ観光客で混雑した上野で、協力し合いながら楽しく活動することができました。学生コアメンバーである山口哲平さん、沼田愛美さん、川口永輝さん、手島大耀さん(以上、外国語学部英語・英米文化専攻4年生)、安孫子帆さん(同3年生)〔※同専攻は、2017年度より英語・リベラルアーツ専攻に名称変更しました〕)を中心に、経験者が初参加の学生・生徒をケアしながら、充実した午後を過ごしました。麗澤中学校の他、常総学院高等学校や郁文館中学校からの参加者もありましたが、彼らも大学生参加者のサポートを受けながら、積極的に外国人観光客に話しかける様子が印象的でした。麗澤中学校の生徒たちは、それぞれ英語で作成したアンケートを用意して、回答してもらった外国人に折り鶴を手渡すなど、独自の工夫を凝らしていました。

大学教職員では、外国語学部の田中俊弘教授、本学外国語学部英語・英米文化専攻卒業生の田中彩音さん(入試広報グループ)が、そして今回、麗澤中学・高等学校からは、これまで頻繁に参加している林大輔教諭の他、越朋美教諭や浦聡教諭も加わり、学生・生徒たちの活動をサポートしました。麗澤高校卒業生で麗澤校友会理事の小柴孝之さんやこの企画の発起人の1人である株式会社インパクトの飯塚光男さんにも、いつもながらサポートしていただいています。田中教授夫妻以外では唯一皆勤を貫く小林湧さん(2016年度外国語学部英語コミュニケーション専攻卒)は、今回もその記録を更新中です。その同級生で今でも常連参加者の1人である吉野彰馬さん(2016年度外国語学部英語コミュニケーション専攻卒)も活動に加わってくれました。

久しぶりの上野は、イベント開催中だった影響もあり、観光客でとても賑わっていて、皆が多くの外国人のお手伝いや声がけが出来た様子で、西郷像前での反省会の際には、一人ひとりが充実感で目を輝かせていたのが印象的でした。参加者の皆さん、お疲れ様でした。

活動後の打ち合わせの様子

参加者全員で

本学のホスピタリTeeプロジェクトは、「国際的かつ麗澤らしい、学生主体の積極的活動を継続的に行っている団体」の1つとして、麗澤大学初代学長の名前を冠した廣池千英賞を受賞することとなりました。9月29日(土)には、山口哲平さんと沼田愛美さんらが260名の観衆を前に活動報告を行います。さらに、中心メンバーは、10月13日(土)に参加者の研修や事前登録が必要な明治神宮でのボランティア活動を行うべく、準備を進めています。

一般参加を呼びかける次回の大規模活動は、12月の開催を予定しています。ますます多くの皆さんが参加し、有意義な時間を過ごしてくれることを願っています。

学生コアメンバーが運営するホスピタリTeeプロジェクトのウェブサイトはこちら(外部サイトへ移動します)
Hospitali-teeプロジェクトのfacebookページはこちら(外部サイトへ移動します)
P1 Connect社による取材記事はこちら(外部サイトへ移動します)
前回第16回ホスピタリTeeプロジェクトの活動報告はこちら