お知らせ
【卒業生の活躍】青年海外協力隊でアフリカ派遣!
2018年度卒業生 櫛山さんから現地報告が届きました。
Mwasuze mutya bacebo ni banyabo?(現地語の「ソガ語」で"How are you everyone?"の意)
麗澤大学 外国語学部 国際交流・国際協力専攻 2018年度卒業生の櫛山 万葉(くしやま かずは)です!
私は現在、青年海外協力隊の一員としてコミュニティ開発という職種で東アフリカに位置し"Pearl of Africa"として知られるウガンダ共和国のマユゲ県という地域に派遣されています。
これから月に1度の頻度で私の母校である麗澤大学の在学生や教職員方はもちろん麗澤大学に入学を検討されている方々にも少しでも私の活動の事を知ってほしいと思い活動情報を現地からご報告することに決めました。
今回は初回ということで私の任地についての紹介をしたいと思います!
私の任地・マユゲ県は首都のカンパラから東に120km車でおよそ3~4時間ほどの距離にあります。
2,000年頃に隣のイガンガ県から分割された国内でも比較的新しい県です。人口はおよそ50万人で大半の人達はソガ族。用いられる言語は英語と「ソガ語」になります。信仰の割合としては6割がムスリムで、残りがクリスチャンです。家の真横にはモスクがあるのでよくお祈りをしているのを見かけます。
カンパラは首都だけあって発展していますがマユゲは田舎なので、環境がガラッと変わります。まず、砂ぼこりがすごい!
その理由は未舗装道路にあります。ウガンダ政府の予算の大半はインフラ整備に充てられていますが技術的な問題なのかカンパラの外は整備されていない箇所が多いです。首都からマユゲに移動するために通る幹線道路(ジンジャロード)はかなり整備されていますがマユゲに入ると急に未舗装道路が現れます。
さらに厄介なのはミニバスの運転者の操作です。とにかく早く着きたいのか手前を走る車を追い抜かしたりであまり慎重に走らないのでいつか走行中に車両が転倒してしまうのでは...と不安になりながら乗っています。
そして、到着してバスを降りると砂ぼこり。バイクなどの走行車が頻繁に通るため
仕方ないとは思うのですが鼻炎持ちの私にとってはしんどいです...とはいっても、私が住んでいるのはマユゲタウン・中心部なのでグッとこらえるしかありません。
そんなマユゲタウンですがカンパラのような整った光景ではないものの意外と栄えています。メインストリート沿いにはいろんなお店が出ています。
日用品・食料だけでなく薬局もあるので医薬品も手に入れることが出来ます。また、裏に行けばマーケットもあります。
野菜・果物を中心によく売りつけられます(笑)あと、クローゼットとか作ってくれる人達もいます。
お任せで作ってもらったらセレクトショップにあるようなものになりました。
あと、銀行もちゃんとあります。
スタンビックバンクというウガンダ協力隊員が使う銀行です。ATMもあって、24時間使えます。
あと、私の配属先も紹介します。
Mayuge District Water Officeです。私の職種はコミュニティ開発ですがその中に「水の防衛隊(略称・水防)」という枠組みがあります。
水資源としては井戸があるのですが任地の住民の一部が「お金が無い」「井戸よりも川が近い」など様々な理由で安全な水へのアクセスを諦めています。また、汚水を生活用水にしてしまう家庭もありそれが原因で病気にかかる人も中にはいます。こういったケースを少しでも減らすために水防隊員として2年間の任期を全うするつもりです。 とはいっても、ウガンダの水防隊員の場合はバイクが無ければフィールドを見るのは難しいです。何せ距離があるので。なので、今はどんな活動が出来るか考えながらバイクが貸与されるのを待っています。気づけば3ヶ月目に入っています...早く動き出したい!
長くなりましたが、今回はここまでにしたいと思います。少しでもマユゲ県について知っていただけたでしょうか?また何かあれば更新したいと思います!後ともよろしくお願いします!
Siiba bulungi!(Have a good day)
櫛山さんのブログはこちら