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2018.11.27|最終更新日:2020.07.29|

麗澤大学情報教育センターが「大学ICT推進協議会2018年度年次大会」で発表

 11月19日~21日に札幌コンベンションセンターで行われた「大学ICT推進協議会2018年度年次大会」において、麗澤大学情報教育センターが情報教育に関する2本の研究発表を行いました。

・「システム利用情報を活用した学生見守りシステムの構築」
 ○矢野孝三, 大塚秀治(麗澤大学), 岡田雅文, 西田直人, 大石岬, 伊庭野維生, 高井正志, 山野大偉治(株式会社富士通エフサス)

・「学生のPC離れの傾向とタッチタイプ技能獲得の状況 - 継続して実施するアンケート調査とTypeQuickの練習記録より -」
 ○大塚秀治, 高辻秀興, 矢野孝三, 寺尾雄二(麗澤大学), 熊谷将也(富士通株式会社)

 「システム利用情報を活用した学生見守りシステムの構築」では、退学者抑制の観点において学生の見守りの必要性が高まっている背景から、比較的容易に見守り対象を選定し、学生指導を行う担当者へ通知することができるシステムや、見守り学生の行動パターンを分析するシステムの研究発表を行いました。なお本研究の成果は産学連携で特許出願されました。

 「学生のPC離れの傾向とタッチタイプ技能獲得の状況」では、大学入学時の PC 利用状況のアンケート調査結果とタイピングスキル習得のための練習記録からその傾向を分析しました。その結果、学生の PC 離れの傾向が示されました。一方、タイピングスキルの獲得レベルは大きな変化を示しておらず、タイピングの練習効果が示唆されました。

麗澤大学による研究発表の様子

多くの参加者から質問がありました

ポスターセッションでは、参加者からの質問やコメントが絶えることがなく、盛況のうち終了することができました。