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2020.07.17|最終更新日:2020.08.12|

【出版のご案内】
国際学部ジェイソン モーガン准教授が育鵬社より『歴史バカの壁』を出版いたします。

 本学国際学部のジェイソンモーガン准教授が、鵬社より『歴史バカの壁』を出版します。

 本著では日本人とアメリカ人の歴史の誤解という分厚い壁を打ち砕く!と題し、歴史的背景を交えながら、その壁を攻める方法を紹介しています。この分厚い壁を打ち砕き、今後、日本とアメリカがさらに絆を深め、太平洋を跨ぐ輝かしい社会を築いてほしいという、ジェイソンモーガン准教授の願いが込められた一冊となっております。(出典 内容情報出版社より)

【著書の概要】
 ◆発行日:2020年7月18日
 ◆著 者:ジェイソン モーガン(麗澤大学 国際学部准教授)
 ◆出版社:育鵬社 
 ◆定 価:1,540円(税込) 

 ◆主な項目
 ◎「エンペラー」に対する西洋人の誤解が日本を不幸にした
 ◎日本が責められている「問題」は捏造されたもの
 ◎病的な嘘つきと歴史戦を戦わねばならない日本
 ◎日本人が誤解しているアメリカ史
 ◎南北戦争は奴隷解放のために行われたものではない
 ◎アメリカでなぜ銃が禁止できないのか
 ◎奴隷解放でさらにひどい目に遭った黒人たち
 ◎リベラルが好む被害者の歴史
 ◎自国の足りないところしか見ることができない日本人
 ◎アメリカよりも多様性を尊重している日本

世界の人々は、日本および日本史、日本文化について多くの誤解をしています。日本文化の一般的なイメージといえば、「ゲイシャ」「スシ」「ニンテンドウ」などですが、そうした浅い層の下には、かなり強い偏見が潜んでいます。それは、「日本人は残酷な民族で、過去に他国に対してとんでもない犯罪を行った」というものです。それが原因かわかりませんが、世界の人々が日本の歴史を考えるとき、とても暗い光景が心に浮かんでくるようです。それは英語で議論する際によくぶつかる壁です(「バカの壁」の類かもしれません)。とにかく分厚くて高い壁で、打ち壊すことも乗り越えることも非常に困難な障壁となっています。本書は、その壁を攻める新しい方法の一つの実験といえるでしょう。

【著者プロフィール】 Jason Morgan(ジェイソン モーガン) 麗澤大学 国際学部 准教授
1977年生まれ。 アメリカ合衆国ルイジアナ州出身。 専門は日本史、 法社会学史。 ハワイ大学アジア学学部中国研究学科修士課程修了後、 ウィスコンシン大学大学院博士課程修了。 著書に『アメリカも中国も韓国も反省して日本を見習いなさい』、『アメリカはなぜ日本を見下すのか? 間違いだらけの「対日歴史観」を正す』『リベラルに支配されたアメリカの末路 日本人愛国者への警告』、共著に『英語対訳で学ぶ日本』がある。