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ニュースリリース
2020.07.17|最終更新日:2020.08.03|

【麗澤大学×東京大学】社会を変革しうるプロダクトを創り出す
「不動産テック学生コンテスト2020」実施
~2020 年8 月3 日~9 月19 日 オンライン開催決定~

本学と東京大学空間情報科学研究センターはハウスコム株式会社(代表取締役社長執行役員:田村穂)の協賛のもと「不動産テック学生コンテスト2020」を実施いたします。

本コンテストでは、「実用性の高いテクノロジーの開発を通じた不動産業の進化の可能性」、それを通じて「社会がどれだけ幸福になれるのか」という視点を重視します。二つの大学と社会実践をしている産業界が協力し合い、住宅市場で実際に流通しているビッグデータを活用し、世界の最先端のテクノロジーの一端に触れ、そのテクノロジーを用いた社会課題解決ができる人材育成プログラムを提供します。

AI の性能が大きく上昇する中で産業界では現在フィンテック、医療テックなど様々な分野で新しいテクノロジーが変革をもたらしていますが、本コンテストで扱う「不動産テック」はとりわけ欧米を中心に注目が集まっている分野となります。各段階(入門者向け・初心者向け・中級者向け)において学習プログラムを用意しているため、プログラミング初心者やこれまでデータサイエンスもしくはアプリ開発のどちらか一方しか体験したことがない方でも応募可能なコンテストです。

本コンテスト参加者は、不動産取引価格に関するオープンデータとともに、ビッグデータを用いて開発を行うことができます。日本では、学生はもちろんのこと、大学研究者であっても不動産の市場で流通しているビッグデータを利用して研究開発ができることは極めて稀です。参加された方の一人でも多くの方がAI エンジニアへとステップアップするきっかけを掴み、自らの手で「本当に社会を変革しうるプロダクト」をつくりだせるAI エンジニアとなっていくことに寄与できればと考えます。

【コンテスト概要】
■日時:2020 年8 月3 日(月)~9 月19 日(土)
※8 月3 日に説明会をオンラインにて実施予定
■場所:オンライン開催
※最終日9 月19 日にオンラインにて実施を検討中
■対象:高校生・高専生・大学生・大学院生(対象別に賞を設置)
※初心者・経験者問わず
■定員:最大200 名
※先着順、 無料
■申込方法:申込制。 9 月18 日までお申し込み可
■お申込みURL https://retechcontest.jp/
■主催:麗澤大学「都市・不動産科学研究センター」
東京大学「空間情報科学研究センター 不動産情報科学研究部門」
■協賛:ハウスコム株式会社
■運営:テックプレナー株式会社

詳細情報

各施設の特徴

<麗澤大学都市・不動産科学研究センター>
・2020 年麗澤大学キャンパス内に設置。
・都市と不動産市場の中に潜む社会課題解決ができる人材育成のためのカリキュラム開発を行う。
<東京大学空間情報科学研究センター不動産情報科学研究部門>
・2019 年東京大学柏キャンパス内に設置。
・マサチューセッツ工科大学やシンガポール国立大学、 ケンブリッジ大学、 香港大学、 清華大学をはじめとす る
世界の不動産研究の拠点を持つ大学と連携して、 不動産のビッグデータを用いた世界の先端研究を行う。

「不動産テックコンテスト2020」審査員一覧

清水千弘

麗澤大学特任教授、AI ビジネス研究センター・都市不動産科学研究センター長、
東京大学空間情報科学研究センター特任教授、 マサチューセッツ工科大学不動産研究センター研究員、日本大学教授

徳永澄憲

麗澤大学学長、元筑波大学教授・生物資源学類長・生物資源科学専攻長

馬場靖憲

麗澤大学教授・学長補佐、東京大学名誉教授(元東京大学先端科学技術研究センター教授)

上村昌司

麗澤大学経済学部長
宗 健 麗澤大学AI ビジネス研究センター客員准教授
柴崎亮介 麗澤大学AI ビジネス研究センター客員准教授
田村穂 ハウスコム株式会社代表取締役社長執行役員

「イベントコンセプト・イベントのポイント・イベント報酬」について

イベントコンセプト
どのような「街」のどのような「家」に住むのか、といったことは、私たちの幸福に大きな影響をもたらします。 私たちが家から享受する「幸福」、つまり効用は、どの国でも25%から30%と極めて高い水準にあることが知られています。そのような幸福に貢献しているのが、「不動産業」となります。 本コンテストは、テクノロジーの力により、不動産業の進化の可能性を探求し、私たちの幸福をどれだけ高めることができるのかを競うことを目的としたコンテストです。 本コンテストは、単なる技術を競うだけのものではありません。 技術は、単なる「道具」にしかすぎません。どんなに優れた「道具」を作っても、 社会では、 その道具は使われないとことは、 しばしば起こることです。その原因の多くは、 技術者が社会との対話が不十分だったり、 独善的になってしまったりすることが原因です。Google をはじめとするテクノロジーの恩恵を受けて大きく成長している企業では、 社会課題・事業課題を発見し、 事業開発を行う専門家と、 テクノロジーを用いてそれをサポートする専門家が協業しています。 本コンテストでは、 「実用性の高いテクノロジーの開発を通じた不動産業の進化の可能性」、それを通じて「社会がどれだけ幸福になれるのか」、といった視点を重視します。

イベントのポイント

・完全オンライン開催 ・選抜式コンテスト・学習プログラム
・初心者から経験者まで幅広いコンテストプログラム
・データサイエンスとエンジニアリングの両立
・数少ない不動産業界へのアプローチ
・社会実装への挑戦

イベント報酬

東京大学空間情報科学研究センター不動産情報科学研究部門では、研究成果を社会実装していくことが多数実施されています。その技術は、皆さんの生活の中にも浸透されてきています。本コンステストで勝ち抜いた勝者には、 東京大学不動産情報科学研究部門・麗澤大学都市不動産科学研究センターがサポートし、 社会実装実験に参加する機会が提供されます。社会実装には、社会と会話する場所、 そして実際のデータが必要となります。その社会実装実験には、ハウスコム株式会社の協力をいただけることとなりました。

プレスリリース原稿は こちら