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2023.11.10

淡島成高 名誉教授が秋の叙勲・瑞宝小綬章の栄誉

このたび、令和5年秋の叙勲が発表され、本学の淡島成高 名誉教授が瑞宝小綬章(ずいほうしょうじゅしょう)を受章されました。

淡島名誉教授は、麗澤高等学校、麗澤大学外国語学部中国語学科を卒業、昭和44年には外務省の認可、設立したばかりの一般財団法人麗澤海外開発協会に従事、ラオス王国の文化・産業発展に寄与すべく、5年にわたりラオス王国ビエンチャンに駐在し、民間団体の立場で後発の若い職員と共に奮闘しました。昭和49年帰国後、麗澤大学学生部職員、別科日本語研修課程主任・別科長、外国語学部教授等を歴任され、平成25年には本学名誉教授記が授与されました。

一方、昭和55年には在外公館に当たる財団法人交流協会(現:公益財団法人日本台湾交流協会)に日本語教育専門家として台湾・台北に出向、日本語学科を備える私立大学にて日本語講師を担当し、日台文化交流に尽力するなど充実した海外勤務を送りました。その間、勤務の余暇を利用して中国文化大学中国文学研究所に通い修士課程の学位を修得するなど、所期の目的を上回る成果を修めるべく、研鑽を重ねました。

昭和60年に帰国し、その後、孔子第77代直系子孫・孔徳成先生(台湾大学教授、本学名誉博士)の講演の通訳、随行を担当。本学のみならず財団法人モラロジー研究所(現:公益財団法人モラロジー道徳教育財団)との関係を深化されました。

淡島 名誉教授は本学において、研究活動によって広げ深められた知見を活用して学生たちの教育ならびに研究指導の充実・深化に力を注ぐなど、その功績は極めて大きいものです。これまでの教育研究活動が認められ受章されたこと、心よりお祝いを申し上げ、今後一層のご健勝とご活躍を祈念申し上げます。