お知らせ
【開催報告】外国語学部主催ホスピタリTeeプロジェクト(2024年12月8日)
2014年8月以来、コロナ禍での中断を乗り越えて続く外国語学部主催ホスピタリTeeプロジェクトの活動が、2024年12月8日(日)に東京スカイツリー周辺から浅草にかけた地域で実施され、寒さ厳しいとはいえ天気に恵まれた東京下町で、総勢45名の麗澤大学生と卒業生、そして麗澤中・高等学校の生徒が、外国語学部田中俊弘教授、麗澤中・高等学校 和田理教諭と松谷樹教諭の引率の下で活動しました。
皆でMay I Help You?などとデザインされた「ホスピタリTシャツ」を身につけて、外国人観光客に話しかけ、写真を撮ってあげたり、道案内をしたり、旅の思い出となるような会話を楽しんだりという、自分たちの観光や生活の延長線上でのボランティアを目指す活動です。麗澤大学OB会組織である麗大麗澤会の支援をいただいて、羽生千夏さん(外国語学部英語・リベラルアーツ専攻[以下英リベ]3年)のデザインで作成した新Tシャツのお披露目となる回でもありました。
学生コアメンバーのうち、今回はリーダーの沼田陸さん(英リベ3年)、羽生千夏さん(同左)、二葉義友さん(同左2年)、田中美実香さん(国際学部日本語・国際コミュニケーション専攻2年)の4名が運営に関わり、外国語学部や国際学部の学生、そして中高の生徒と共に活動を行いました。卒業生のうち、いまだ皆勤を続ける小林湧さん(外国語学部英語コミュニケーション専攻2016年度卒)の他、山口哲平さん(外国語学部英語・英米文化専攻(現英リベ)2018年度卒)、和智太誠さん(経済学部グローバル人材育成専攻2019年度卒)、小林庄太さん(英リベ2021年度卒)という強力な経験者メンバーが学生・生徒の活動をサポートしてくれました。
特に初めのうちは声をかけてもNo thank you.と言われたりして後ろ向きな気持ちになった場合でも、途中からコツを掴んだ様子で、例えば写真を撮ってあげるのをきっかけにして、一緒にグループ写真に収まったり、外国人グループと談笑して話し込んだりと、多くの初参加者も含めて、学生・生徒たちは日曜午後のひと時を存分に楽しんだようです。日本語を使ってみたい日系アメリカ人の同世代の少女と、麗澤高校の生徒が英語と日本語を交えながら長い時間交流した後で、名残惜しそうに別れていくような場面もあり、それに限らず、多くの参加者がそれぞれに良い経験をしてくれたようでした。活動終了後に隅田川水上バス乗り場横で行った反省会の際にも、次の機会を見据えたポジティブなコメントが多く聞かれました。
コロナ禍の後、2023年12月に復活したこのプロジェクトが今後も継続し、参加者と外国人観光客の双方にとって大切な経験・思い出となっていくことを祈念しています。