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2023.12.12

【開催報告】外国人観光客サポートボランティア「ホスピタリTeeプロジェクト」(2023年12月10日)

Need Help? などと書かれた「ホスピタリTシャツ」を着て、外国人観光客のサポートをする外国語でのボランティア活動「ホスピタリTeeプロジェクト」を2023年12月10日(日)に浅草で開催しました。

2014年8月から2019年9月まで20回以上続けてきた活動が、コロナ禍を経て4年3ヵ月ぶりの再開となりました。

日常生活の延長線上での英語ボランティアを目指す活動で、身につけたTシャツに背中を押されながら、「写真を撮ってあげましょうか?」「道に迷っていますか?案内しましょうか?」と積極的に英語で話しかけてお手伝いをしつつ、一緒に話したり写真に写ったりすることが、外国人観光客にとって楽しい旅の思い出の一部になると信じています。

学生は当然全員が初参加ですが、平澤理央菜さん(外国語学部英語コミュニケーション専攻(以下、英コミ)4年)、沼田陸さん(外国語学部英語・リベラルアーツ専攻(以下、英リベ)2年)、羽生千夏さん(英リベ2年)、石川叶多さん(国際学部国際交流・国際協力(IEC)専攻1年)たちコアメンバーが準備を進めて、麗澤大学の学生、麗澤中学・高等学校の生徒、そして麗澤大学の卒業生や教職員を加え、総勢35名で活動を行いました。

はじめは英語で声をかけることに少し躊躇していた学生・生徒も、何度かの成功体験を経ると、どんどん楽しくなった様子で、熱心に活動を続け、浅草寺周辺や隅田川の水上バス乗り場周辺などを中心に、あちこちで笑顔の輪が広がっていました。参加者と外国人観光客の笑顔、そして次もぜひ参加したいという声がたくさん上がったことが、今回のイベントの成功を物語っていました。

学生・生徒の活動のサポート役には、田中俊弘先生(外国語学部、今回もご夫妻で参加)、吉田健一郎先生(経済学部)、林大輔先生(麗澤中学・高等学校)というお馴染みのメンバーに、今回は大学からは渡邊信先生(副学長・外国語学部)、そして中学・高校からは松谷樹先生が加わりました。また、かつて市立柏高校の生徒を連れて参加したくださった田中圭一郎先生(柏第四中学校)も途中で顔を出してくださいました。

実際の活動面で学生・生徒の見本かつ支えになったのは、以前の活動で中心的な役割を果たしてきた卒業生でした。小林湧さんと瀬樂崚太さん(共に英コミ2016年度卒)、山口哲平さんと沼田愛美さん(共に外国語学部英語・英米文化専攻(現英リベ専攻)2018年度卒)、和智大誠さん(経済学部グローバル人材育成専攻2019年度卒)、小林庄太さん(英リベ2021年度卒)、そして元科目履修生の上野創さんという英語のコミュニケーション力が高い経験者が、久しぶりのイベントを大いに盛り上げてくれました。小林湧さんは、初回参加以降、いまだに皆勤が継続中です。

出発点は、麗澤高等学校の卒業生の小柴孝之さん((株)ディノス セシール)、飯塚光男さん((株)インパクト)、そして元フジテレビ放送作家の畔柳賢朗さんに提案いただいた企画として始まったイベントです。コロナ禍の2022年9月に「中締め」となり、正式なサポートは終了しましたが、その時にたくさん寄贈してくださったTシャツを今回使わせていただきました。また、「ホスピタリTeeプロジェクト」というイベント名の継続使用も許可をいただいています。活動のノウハウを含め、新生ホスピタリTee活動にも以前のレガシーが生きています。この場をお借りして、改めてお礼をお伝えします。

「次はいつにしようか?」「場所はどこにしよう?」...学生たちはさっそく反省会を行い、次回に向けての検討を始めています。このイベントが、今後もさらに続いていくことを願っています。

  • 吾妻橋前にて
  • 着物姿の観光客と
  • 仁王門の前で
  • 東京スカイツリーを背景に

<関連リンク>

Grapeに英語で紹介されたホスピタリTee活動(2017年11月)(外部サイトに移動します)

2019年3月第20回活動の開催報告

学生リーダー平澤理央菜さんの留学現地レポート