お知らせ
【開催案内】国際学部関連講義にてタイ カセサート大学による
オンライン講義を開催
10月14日(水)、本学国際学部の開講科目である「日本語と世界」の授業において、「タイの日本語教育について、タイ人の先生から学ぶ」と題し、タイ カセサート大学によるオンライン講義を開催いたしました。
タイは日本語教育が盛んな国の一つであり、また近年は多くの日系企業がタイへ進出し、家族同伴での駐在員が多いことから、日本人学校も複数あります。カセサート大学は、1943年に創立された国立大学で、タイでは3番目に古い歴史のある大学です。
当日は、タイについて知るとともに、どのような日本語が学ばれているか、タイ人が日本語を学ぶ上で何に苦労しているのか、タイの教育制度は日本とどう違うのか等を、カセサート大学のユパカー先生にご講義いただきました。
今回の講義に参加した学生たちは、他国から見た日本語について学び、多くの発見を得た大変貴重な機会となりました。
講義概要
形式:オンライン講義(Zoomを利用した双方向型)
日時:2020年10月14日(水)4限 14:50~
講師:カセサート大学 Yupaka FUKUSHIMA先生
以下、参加者の声(一部抜粋。原文のまま)をご紹介します。
・日本語を母国語に持ち他の言語を学ぶ身としては、出来る限り留学生の役に立てるように寄り添いたい思いました。
・先生が日本語が好きだとおっしゃっていたのが印象的でした。言語自体を好きになれたら、きっともっと突き詰めて上手くなれると思いましたし、学生ではなくなり学ぶ時間が終わっても、一生付き合っていける自分の言語になると思いました。
・外国から日本語を学ぶことをあまり考えたことが無かったので、タイ人にとっての日本語の難しさなどを聴くことができてとても新鮮でした。
・以前知り合いがタイへ旅行へ行った時の話を聞いてから、タイに興味があったので非常に楽しいお話でした。特に、タイは世界第5位の日本語学習者のいる国であり、さらに世界で4番目に日本人が住んでいる国でもあるということに驚きました。
・「いっぽん、にほん、さんぼん」のような助数詞の形や音の変化が日本語には多いということを聞いて、絶対に自分だけの視点では発見できなかった難しい日本語だと思いました。タイ語と日本語の違いを聞いて非常に面白いと感じましたし、私も敬語をきちんと理解していないし、使えていないので就職してから敬語が難しいと悩むタイ人の方と似た気持ちだと思いました。母語が違っていても同じような気持ちを共有できるとうれしく感じます。