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教育・研究
2022.01.11|最終更新日:2022.01.12|

【学生の活躍】グローバルビジネス専攻 必修プログラム 「English Summer Seminar 」をオンラインにて実施

 本学の国際学部グローバルビジネス専攻では、本専攻の特長である、英語で経済学・経営学を学ぶための英語運用能力を身に着けることを目的として、1年次の夏休みの4週間、海外研修「English Summer Seminear」への参加が必修となっています。

 しかし世界的な
新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、海外短期研修や長期海外留学の派遣は今だ難しい状況が続いています。そのような状況の中でも、集中的な語学学習と現地の人々との交流の機会を止めないため、本学のグローバルビジネス専攻では、夏休みの4週間、提携校であるオーストラリアの2校とのオンラインによる海外研修を実施しました。

 専攻に所属する全ての1年生は、下記の2つのプログラムより希望の研修先を選択し、オンラインによる4週間の留学に参加しました。

5.オンライン留学プログラム詳細

<研修期間>202189()93() 

研修校

English Language Company

Universal English College

国 都市

オーストラリア シドニー

オーストラリア シドニー

授業時間数

90時間(月~金)

90時間(月~金)

授業日課

8:30~15:00
(曜日によって変更あり)

8:30~15:00
(曜日によって変更あり)

授業形態

週22.5時間ⅹ4週間

週22.5時間ⅹ4週間

以下、今回オンライン留学に参加された学生お二人に、お話をお伺いしました。

グローバル専攻1年生 神原 楓さん

English Language Companyでの、4週間のオンライン留学を体験。

今回のオンライン留学では、月曜日から金曜日まで、現地の先生による3限の授業を受講しました。オンライン留学で良かったことをお伺いしたところ、「対面でなかったことで、緊張することなく、話をすることができた。」と応えてくれました。そして今回の留学で一番良かったことは、「しゃべれない自分を実感したこと。」と話しています。それは単に英語が話せないということではなく、自分のことを伝えたり、自分の意見を言ったりすることが、全然できない自分に気が付くことができたと話してくれました。普段から1週間の授業は、英語か中国語でのクラスしかないと話す神原さん。かなり英語漬けの毎日を過ごしています。しかし今回の留学後には、更に本学が提携しているDMM英会話にも申込み、英語を勉強していると教えてくれました。理由をお伺いしたところ、「DMMでは毎回先生が代わるので、そのたびに自己紹介をして、自分を表現する機会が多いから。」と応えてくれました。今回のオンライン留学は、「自分を表現することの大切さに気付いた良い経験になった。」と話しています。

グローバル専攻1年生 熊山 賢吾さん

Universal English Collegeでの、4週間のオンライン留学を体験。

同じくオンライン留学では、月曜日から金曜日まで、現地の先生による3限の授業を受講しました。今回のオンライン留学の感想を伺ったところ、「現地に行けなくても、現地の先生たちはとても気さくで、思ったよりもしっかり学ぶことが出来た。」と応えてくれました。最も良かった体験としては、「現地の授業では2,3人で話あうグループワークが多く、日頃から英語の授業は多いものの、授業ではなかなか機会のない、英語で意見を交換しあうことが多かった。」ということを挙げています。また最後の週には、現地の職員との交流会があり、「日本と現地の言葉を互いに交換しあい、普段の授業では学べない、現地のリアルな英語表現も学ぶことができた。」と教えてくれました。そして最後に「コロナ禍で、もし留学が中止になっていたら、夏休みに1人で英語の勉強を継続して行う事は難しかったと思う。オンラインという形でも、毎日継続的に現地の先生から英語を学ぶことができたことは、英語学習へのモチベーションも上がり良かった。」と話してくれました。


今回インタビューしたお二人共に、やはり実際に現地での留学を経験できなかったことは、大変残念に感じています。しかしオンラインという留学スタイルであっても、4週間現地の大学での授業や現地の人々との交流を通し、普段の授業では学ぶことのできない気付きや学びがあったと、話してくれました。

今回オンライン留学を経験した1年生の皆さんの今後益々の活躍に期待します。