お知らせ

教育・研究
2022.04.27

2022年度「道徳経営論A」開講いたしました。

 2022年度の「道徳経営論A」が開講いたしました。本授業の対象は全学部の3年次以上で、84名の学生が履修しています。

 麗澤大学では公益財団法人モラロジー道徳教育財団一般社団法人日本道経会のご協力のもと、2016年度より当科目を開講しました。麗澤大学の創立者・廣池千九郎博士は道徳と経済は一体であると考え(道経一体)、多くの企業経営者の相談に乗る中でその考えを伝えました。「道徳経営論A」では道経一体の考え方、そして実際の企業が道経一体に基づきどのように経営をしているのかを学んでいます。

 2022年421日。第2回では、藤井大拙講師(モラロジー道徳教育財団 企業センター副センター長)による、「道経一体経営と品性資本の経営」についての講義が行われました。藤井講師は、老舗企業の倒産が増加している今日の日本社会において、「信用と信頼を獲得してきた企業が永続している」という点に着目し、「品性資本」、「人づくり」(「徳づくり」)の重要性を説かれました。

 当科目では、担当教員 宮下和大准教授寺本佳苗准教授のコーディネートの下、モラロジー道徳教育財団 企業センター講師によるテキスト『徳づくりの経営』についての講義に加え、企業経営者による経営体験講義をふまえた道経一体経営論の基礎と応用を学ぶことができます。

各回、学生からの感想やコメントに対しての講師からの具体的なフィードバックがなされ、双方向でのコミュニケーションをはかりながら授業が展開されております。

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藤井大拙講師による講義風景