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教育・研究
2022.06.03

外国語学部客員教授鈴木小百合先生の特別講義「エンターテインメント通訳の仕事」2年半ぶり開催

2022年530()の5限目、本学の外国語学部客員教授鈴木小百合先生の特別講義が、外国語学部渡邊ゼミ・日影ゼミ・犬飼ゼミ・田中ゼミの共同主催で盛況の中で開催されました。鈴木先生には2013年から年に数回通訳や翻訳の仕事について特別講義をしていただいております。201911月の開催以降、新型コロナ感染症拡大の影響で実施を見合わせておりましたが約2年半ぶりの開催となりました。

4月以降に通訳をご担当された「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」や「トップガン マーヴェリック」でのエピソードをはじめ、先生が過去に携わったお仕事を写真とともにご紹介いただき、受講者は目を輝かせながら聞き入っていました。講義の後半では「語彙力の広げ方」「通訳・翻訳で難しいことは?」「印象に残った作品」など、受講生からの多くの質問にお答えいただきました。

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■鈴木小百合客員教授 プロフィール

 20134月より麗澤大学外国語学部客員教授。8歳から14 歳までオーストラリアのシドニーで過ごし、帰国後、聖心インターナショナルスクールにて学ぶ。国際基督教大学(異文化コミュニケーション専攻)卒業後、広告代理店勤務などを経て、フリーの通訳・翻訳者に。演劇の現場での通訳としてスタートを切り、その後、戯曲翻訳を手がけるようになる。2007 年には、戯曲翻訳の2 作品で「第14 回湯浅芳子賞」を受賞。通訳としては映画のプロモーションで来日するハリウッド・スターや監督の通訳を担当。さらに東京国際映画祭での通訳を30 年以上に渡り務め、オープニング・セレモニーや授賞式、舞台挨拶や記者会見などでは、歴代総理大臣、及び各国の映画監督、製作者、俳優の通訳も担当。