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2024.03.15|最終更新日:2024.03.21|

【開催報告】2023年度 麗澤大学学位記授与式を挙行

 新たな門出を祝うにふさわしい爽やかな晴天に恵まれた2024年3月14日(木)、本学第2体育館にて2023年度「学位記授与式」を挙行いたしました。

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 はじめに徳永学長より修士の学位取得者6名、学士594名(外国語学部240名、経済学部228名、国際学部126名)に学位記が授与されました。
 国際学部は2020年4月に開設され、今年度の卒業生が第1期生となります。

 続いて各賞の発表が行われ「成績優秀賞」3名、「千葉県知事賞」1名、「千葉県私立大学短期大学協会会長賞」1名に徳永学長より表彰状が授与されました。

 更に、公益財団法人モラロジー道徳教育財団の基金で創設された「廣池千九郎奨励賞」2団体と2名の表彰が行われ、廣池幹堂理事長より盾が贈られました。

 徳永学長は告辞で、「この学位記は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、入学式もなく、授業もオンライン授業、課外活動もできず、生活スタイルが大きく変化する中で、皆さんが本学で学んだ成果であります」と述べた後、「皆さんがこれから新しい一歩を踏み出す世界は、大きな激動期の中にあります。先が見えない危機の時代でもありますが、危機はまた新しい始まりでもあります」と激励しました。

 また、本学の創立者・廣池千九郎の格言から『盛時には驕らず哀時には悲しまず』を引用し、「私たちは順境にある時は自信過剰になり、尊大な態度をとったり、向上への努力を怠りがちです。一方、逆境の時には悲観したり、責任を転嫁したり、自暴自棄に陥ったりすることがあります。しかし、どんな時も『おかげさま』の気持ちで受け止め、感謝の心で一歩一歩を歩んでいただきたい」と述べました。
                                                                                                            

 続いて、廣池幹堂理事長は祝辞の中で、お祝いの言葉を贈ると共に「21世紀は心の時代、命の時代です。高いモラルを持って、互いに理解し合い、尊敬し合う互敬の精神が大切になります。麗澤大学を卒業される皆さんの今後のご活躍を祈念するとともに、麗澤大学はこれから益々新しい時代を作っていきます」とメッセージを贈りました。             

 更に、本学で特別講義を担当された大相撲解説者の舞の海秀平様からは「麗澤大学の卒業生という誇りを持って世界に羽ばたいてください」とお祝いのビデオメッセージをいただきました。                                                              

 その後、卒業生代表より「私たちの多くが入学したのは2020年。新型コロナウイルス感染症の影響により入学式が開催されなかった私たちは、本日初めて全学生が集まりました。入学後はオンライン授業が続き、不安を感じていました。しかし、オンラインになったからこそ、出会いやコミュニケーションの大切さを実感しました。また、新しい出会いが私の大学生活を豊かにしてくれました。この4年間で得られた顔と顔を合わせて議論できる楽しさ、ちょっとしたことで笑い合える日常の幸せに心より感謝いたします。本日、私たちは麗澤大学を卒業し、それぞれが選んだ道へと歩んでいきます。その先には困難もあるかもしれませんが、麗澤大学での学びと共に支えあって精進してまいります」と力強く答辞が読み上げられました。

  • IMG_0810.JPG  学位記授与
  • IMG_1039.JPG  答辞

                                                

 式典が終了した後は、卒業生をお祝いしようと多くの後輩たちが駆け付け、これからの活躍を期待し合う姿がキャンパスのいたる所にありました。さらに、学生食堂「ひいらぎ」で麗澤大学麗澤会主催の卒業パーティーが行われ、未来に向けて新たな一歩を踏み出す卒業生を送り出しました。

 今年度も保護者・ご家族の皆さまをお迎えして学位与式を執り行えましたこと、本学にとりましてこの上ない喜びであるとともに、式典の開催にあたりご協力いただきました皆さまに深く感謝申し上げます。

新たな門出を迎えた卒業生の皆さまの更なる飛躍と今後のご活躍を心よりお祈り申し上げております。

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