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2024.06.25
【開催報告】観光資源を探るフィールドワーク 柏市高柳を歩きました
身近な地域を再発見するマイクロツーリズム。国際学部の授業「観光フィールドワークA」で学生16人が、6月22日、柏市内の高柳地区をフィールドワークしました。
今回は、市民団体ちゃーりんぐ柏の代表であり、NPO法人ジセダイ歴史文化継承研究所事務局長の石井雅子 様に特別講義をお願いしました。柏市内の歴史・文化資源の継承活動を行っている石井様から、宅地開発が進む中にある富士塚、庚申塔、福寿院観音堂、神明社などの説明を受けながら3時間かけて歩きながら授業をしました。
日常の柏とは違うところを歩いた学生はこんな感想を述べています。「高柳の自然や庚申塔など、歴史的なパワースポットまで紹介していただきました。高柳城があった場所が少し高台になっていることを知り、実際に歩くことが大切だと感じました」(国際学部4年松丸瞳)。「景色を見ながらいろいろな場所の歴史を学べて、もっと柏のことをしりたくなりました」(タイ・ナレースワン大学特別聴講生トンシリ・ナワナン)。
今回案内していただいた石井様は「この授業をきっかけに、それぞれの学生さんの地元でも、『この坂は何の跡なのだろう』と疑問に思って、地域の歴史を深掘りしてもらえたら、ステキだなと思います」と。授業担当の山川和彦教授は、「様々なものが観光の対象になる。日常の風景にストーリーを付与できるようになると、柏が楽しくなるはず」とコメントしています。