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2024.07.30

【開催報告】成田での麗澤大学ホスピタリTee活動

困っている人を助けたい、誰かの役に立ちたいというホスピタリティ精神が豊かなはずの私たちが、こと外国人相手となると、英語で話しかけることへの抵抗もあってついつい手をこまねいてしまう...そんな状況から一歩踏み出すためにも、「ホスピタリTeeシャツ」を身につけて、そのTシャツに背中を押してもらって積極的に外国人観光客に話しかけてみてはどうか。写真撮影のお手伝いや道案内などの他に、日本の若者との交流を旅の思い出に加えていただくことも、広い意味でのボランティアになる筈だ...そんなコンセプトで2014年から2019年にかけて浅草やお台場、上野などで開催してきたホスピタリTeeプロジェクトは、コロナ禍の活動休止を経て202312月に浅草での活動で復活しました。20243月は、天候不順で有志のみ参加の非公式活動に切り替わりましたが、その時も、小雨の中で大学生と卒業生を合わせておよそ15名がお台場で活動しました。

そして今回、通算24回目の公式活動となるホスピタリTeeプロジェクトを、成田山新勝寺の表参道周辺にて開催しました。引率は初回からずっとこの活動に関わり続けている田中俊弘教授(外国語学部)です。学生コアメンバーのうち、今回はリーダーの沼田陸さん(外国語学部英語・リベラルアーツ専攻〔以下英リベ〕3年)、羽生千夏さん(同左)、高野礼蘭さん(外国語学部英語コミュニケーション専攻〔以下英コミ〕2年)の3名が運営に関わり、外国語学部や国際学部の学生と共に活動を行いました。また、活動経験豊富な卒業生のうち、いまだ皆勤を続ける小林湧さん(英コミ2016年度卒)の他、吉野彰馬さん(同左)、小林庄太さん(英リベ2021年度卒)、上野創さん(元科目履修生)が参加者をサポートしてくれました。麗澤中学校からも松谷樹教諭の引率で3名の中学生が参加しました。

酷暑の中、JR成田駅前で打ち合わせを行い、参加者はグループに分かれて参道に散って行きました。大汗をかきながら、成田山観光を楽しみつつ、外国人に声がけし、一緒に写真を撮り、参加者同士でも仲良く語らいながら、充実した午後の時間を過ごしました。

2024年度を迎え、ホスピタリTee活動への関心はさらに高まり、LINEグループにはたくさんの学生が登録をしてくれています。しかし日程調整などに手間取り、なかなか実施が叶わずにいました。なんとか夏休み前に一度は実施しておきたいとの思いから728日(日)の開催となりましたが、大学は翌日から期末試験週間というタイミングで、しかもTOEIC公式の試験日などとも重なり、残念ながら参加できないという学生も数多くいて、20名弱の小規模活動となりました。また、初めての成田山新勝寺表参道での開催となりましたが、想定していたよりも外国人観光客の数が多くはなく、やや不完全燃焼だった参加者もいたかも知れません。しかし終了前の「反省会」では皆が口々に良い経験をしたと話してくれていたのが印象的でした。

秋以降もホスピタリTeeプロジェクトの活動は続きます。関心を持つ多くの学生や卒業生を巻き込みながら、より充実した活動を目指していきたいと考えています。

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〈関連リンク〉

ホスピタリTeeプロジェクト(外部サイト)

https://cyp00140.wixsite.com/ttanaka/hospitali-tee-activities