12月19日「観光ホスピタリティ論」で穴澤剛行氏が特別講義を行いました。穴澤氏は、一般社団法人七飯大沼国際観光コンベンション協会副会長、一般社団法人サステナビリティ・コーディネーター協会理事をされています。
観光ホスピタリティ論(山川和彦教授担当科目)では、人に対する狭義のホスピタリティから自然との関わりという超広義的なホスピタリティまでを取り上げています。
今回、穴澤氏は自然と観光者のつながりを橋渡しするインタープリーターという仕事、持続可能な観光を地域社会で実現するためのサステナビリティ・コーディネーターの役割を、大沼を事例に講演されました。授業の後半では、学生たちにグループワーク「大沼未来会議」を開催。地域のステークホルダーが抱えているジレンマの解決策を話し合いました。
受講した学生からは「観光に直接従事する方のお話が貴重な体験になった」、「ワークショップで取り上げた業務上のジレンマが具体的で、様々な視点から解決策を練る必要があることを改めて実感した」、「『自然で遊んだことがない子供は自然を大事にできない』という言葉が印象に残った」といった感想がよせられました。「観光は現場!」というポリシーを持つ山川和彦教授からも、一度、大沼国定公園に足を運んで、サステナビリティ・コーディネーターやインタープリーターの仕事を見て欲しいと話がありました。