お知らせ
【開催報告】外国語学部主催ホスピタリTeeプロジェクト(2025年3月30日於浅草)
「日本人は外国人観光客にもっと優しくなれる」を合言葉に2014年8月にスタートし、コロナ禍での中断を経て2023年12月に復活した外国語学部主催の「ホスピタリTeeプロジェクト」が、2025年3月30日(日)に観光客が溢れる桜満開の浅草で開催され、約30名の参加者が積極的に旅行者たちに話しかけて笑顔の花を咲かせました。
お揃いの「ホスピタリTシャツ」を身につけて、外国人観光客の写真を撮影してあげたり、道案内をしたりするボランティア活動です(TeeはTシャツのTeeです)。それらに限らず、海外旅行中に現地の若者と交流して一緒に写真に映る経験自体が旅の楽しい思い出になると信じて、また、学生・生徒にとっては外国語で積極的に話しかけて交流する機会に出来ると考えて活動を続けています。麗澤大学の学生や卒業生の他に、麗澤中・高等学校の生徒はじめ興味を持つ人たちにも参加いただいています。
麗澤大学からは主催者である外国語学部・田中俊弘教授の他に同学部の西澤倫助教が初参加し、また、麗澤中・高等学校からは、これまで何度も引率経験がある林大輔教諭、和田理教諭、松谷樹教諭が参加して、卒業生や関係者と共に大学生、中高生の活動をサポートしました。卒業生は、小林湧さんと吉野彰馬さん(共に英語コミュニケーション専攻2016年度卒)、小林庄太さん(英語・リベラルアーツ専攻(以下英リベ)2021年度卒)、そして元科目等履修生の上野創さんという頼もしいベテラン経験者揃いで、運営リーダーの学生である沼田陸さん(英リベ3年)と田中美実香さん(国際学部日本語・国際コミュニケーション専攻2年)らと、学生・生徒たちを見守りながら活動しました。
活動終了後に、隅田川水上バス乗り場の横で写真撮影を行った後、反省会を実施しましたが、今回も楽しかったという感想をたくさん聞くことができました。「また参加したい」「次はもっと頑張りたい」など、次を見据えたコメントも多く、そのようなリピーター参加者の割合が多いことも、活動の意義を裏付けていると考えています。
すでに足掛け10年25回を超える活動ですが、田中教授以外では唯一、小林湧さんが皆勤を続けています。彼に限らず、経験を積んだ卒業生が現役学生や中高生と関わること自体にもホスピタリTeeの魅力があるようです。
外国人観光客と関わるこの活動を今後どのように発展させていくかを、学生コアメンバーたちは真剣に考えてくれています。新年度に、また新しい学生メンバーを加えて動き出していくのが楽しみです。