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教育・研究
2025.10.02

【学生の活躍】東京ゲームショウ2025に工学部の学生が出展しました

 9月25日から29日にかけて開催された「東京ゲームショウ2025」。国内外から多くのゲームファンや業界関係者が集まる世界最大級のイベントです。その中に設けられた「ゲームアカデミーコーナー」に、麗澤大学工学部の学生たちが出展しました。

 出展メンバーは、情報システム工学専攻2年次生の林優人さん、大友結太さん、牧野晄大さん。ロボティクス専攻2年次生の伊藤翔麻さんの4名です。指導教員は陳寅准教授が務めました。

 代表の林さんは、中学時代からゲーム制作を始め、高校時代にも東京ゲームショウへの出展を経験しています。高校3年生のときに出展した作品では思うような成果を得られず、「悔しさをバネにもう一度挑戦したい」との思いから、大学で再挑戦を決意。陳准教授に相談したことがきっかけとなり、今回の出展が実現しました。

 出展作品はRPGゲームです。物語性があり、作品として来場者に楽しんでもらえるジャンルを選びました。最大の特徴は「主人公がレベルアップしない弱いキャラクター」という設定です。発想とアイデアで勝負することで、従来のRPGとは異なる新鮮な体験を届けました。

 ゲーム制作は林さんが中心となり、ゲームの大枠やマップ、イベント構成を手がけました。大友さんはダメージ計算やステージ、敵キャラクターの設計を担当。牧野さんはポスターの制作に加え、敵キャラクターや攻撃技のデザインを行いました。伊藤さんは技や敵キャラクターの調整、さらにテストプレイを担い、それぞれが協力して作品の完成度を高め、多くの来場者に楽しんでもらえる作品となりました。

 当日は学生ブースを訪れた来場者が作品を体験し、ゲーム関連企業の方から直接アドバイスをいただく場面もありました。学生たちにとっては、今後の制作活動や将来を考えるうえで非常に貴重な経験となりました。

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参加学生の感想

情報システム工学専攻2年次生 林 優人さん

まず、東京ゲームショウ2025に出展させていただける機会をいただき誠にありがとうございます。
去年から時間が空いている時にコツコツ制作してた作品をようやく公の場に出展することができたのでこの四日間すごく達成感を感じました。
他に出展していたアカデミーや、実際の大手企業の方たちにも体験していただきたくさんのアドバイスをいただきました。自分たちでは思い浮かばなかった修正点や、他の方達に体験していただくことで新しく気づく点がたくさんあり、高校時代のリベンジは果たせたと思いますが、また新しく悔しい思いがたくさん出てきています。ゲーム制作には正解がないのでひたすら他の意見が出てきてまだ良い作品ができたなと悔しい気持ちでいっぱいです。
もし次の機会がありましたら必ずリベンジしたいと思います。

情報システム工学専攻2年次生 大友 結太さん

今回、東京ゲームショウという大舞台で自分たちの作品を発表できたことは本当に忘れられない経験となりました。ありがとうございます。
学生や一般来場者だけでなく、業界の方からも異なる視点でアドバイスをいただき、自分では気づけなかった改善点や新しい発想に出会うことができました。学んだことを今後の制作や学びに活かし、より多くの人に楽しんでもらえる作品を届けられるよう、より一層努力していきたいと思います。

情報システム工学専攻2年次生 牧野 晄大さん

初めての東京ゲームショーでしたが、多くの方に遊んでいただけて嬉しかったです。
バランス調整の難しさにかなり苦戦しましたが、実際に出展してみて、反省点や失敗もたくさん見つかりました。
貴重な意見も多くいただいたので、これらを糧に、これからの制作も頑張っていきたいと思います。

ロボティクス専攻2年次生 伊藤 翔麻さん

今回、東京ゲームショウに出展し、来場者とのリアルな交流を通じて製品への反応を直接感じられたのが大きな収穫でした。
熱気と期待に満ちた空間で、多くのフィードバックを得られ、今後の開発に活かせる貴重な経験となりました。

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