お知らせ

教育・研究
国際交流・留学
2026.01.21

【開催報告】外国語学部ドイツ語・ヨーロッパ文化専攻による研究発表会を開催しました

 外国語学部ドイツ語・ヨーロッパ文化専攻の34年生が、昨年から取り組んできた研究プロジェクトの成果を発表する研究発表会を開催しました。本発表会は、授業科目「Projekt Workshop B」(担当教員:武井 佑介 講師)における学びの集大成として実施されたものです。

 本専攻では、2年次に研究テーマの設定や調査計画の立案など、研究プロジェクトの基礎を固めたうえで、半年から1年間、ドイツの協定校へ長期留学します。2023年度入学者までは「ドイツ語・ヨーロッパ専攻」として実施されており、専攻からの留学率は90%以上に達しています。今回発表を行った34年生の多くも、2年次後期からドイツに留学し、現地での学修と生活を通して、語学力のみならず、異文化理解を実体験として深めてきました。

 留学中には、現地に滞在しているからこそ可能なフィールドワークを数多く実施しました。街の構造や公共空間の使われ方、日常生活に根差した慣習や価値観などを、実際に「見る・聞く・体験する」ことで調査を行い、文献やデータだけでは捉えきれない視点から研究を進めました。こうしたフィールドワークは、学生自身が問題意識を持ち、主体的に観察・記録・分析する力を養う貴重な学びの機会となりました。

 帰国後の半年間は、留学を経験した学生と国内で学修を続けた学生が共に学び、それぞれの視点や経験を持ち寄りながら研究をさらに深化させました。発表では、留学中のフィールドワークで得た知見をもとに、日本とドイツの制度や文化、社会の在り方を比較する研究も多く見られ、日独双方を相対化して捉える興味深い考察が示されました。自国と異文化を比較することで、ドイツやヨーロッパへの理解を深めると同時に、日本社会への新たな気づきを得ている点も大きな成果といえます。

 今回の研究発表は、6つのフィールドワーク・グループによって行われました。当日は、専攻教員や留学担当の職員も参加し、発表後には学生からも活発な質問や意見が寄せられました。質疑応答を通じて、研究内容をさらに掘り下げ、学びを一層深める姿が見られました。

 本発表会は、長期留学での現地体験と、帰国後の継続的な研究活動を有機的に結びつけた本専攻の教育成果を示すものとなりました。今後も、留学で得た経験を学問的探究へとつなげる学びを通して、国際的な視野を備えた人材の育成を目指していきます。

  • 01.パッケージキャラクター.jpgのサムネイル画像
  • 02.信号無視.jpg
  • 04.ECvs実店舗.jpg
  • 03.環境意識.jpg
  • 05.ヴォーグの表紙.jpg
  • 06.サッカースタジアムCS.jpg