お知らせ

教育・研究
2026.07.01

【開催報告】情報・データサイエンス教育センターの教員が麗澤高校で高大連携授業を実施

 2026618日(木)に、情報・データサイエンス教育センターの中園長新准教授(国際学部所属)が、麗澤高等学校において高大連携授業を実施しました。

 この授業は麗澤大学と麗澤高校の高大連携の一環として、情報・データサイエンス教育センター所属教員が分担して、高校2年生の選択科目「情報Ⅱ」のゲストティーチャーとして授業に参加するものです。初回となる本授業では「人間とAIの共生社会におけるELSI(エルシー):AI時代の哲学・倫理を考える」というテーマで、AIが普及する時代において私たちの哲学・倫理はどのように変わるのか、先端技術を活用する際の倫理的・法的・社会的課題は何なのかを考えました。

 授業では「友人の宿題を写して提出することは善か悪か?」「写す際に対価を要求して双方納得の上でやりとりしたとしたらどうなる?」「トロッコ問題をAIはどのように判断すればよいか?」「完全自動運転の車が事故を起こしたときの責任の所在は?」などの問いが提示され、生徒はグループごとにいろいろな視点から意見を出し合っていました。中園准教授は、いずれの問いに対してもさまざまな視点があって簡単に善悪が決まらないことや、AIの登場によって私たちの考えている「責任」という概念が変化しつつあることなどを紹介しました。授業の最後には「人間とAIの共生」に触れ、AIが知能や知性を持つかどうかにかかわらず、共に生きるためには倫理観や道徳観を検討しなければならないことが示されました。

 情報・データサイエンス教育センターによる高大連携授業では、今後はプログラミングなどの工学的な演習を実施予定です。そのような演習に先立つ今回は、技術を活用する際に必要な倫理観を考えることができる授業でした。

 麗澤大学では、系列校である麗澤高等学校や麗澤瑞浪高等学校をはじめ、全国の様々な高等学校と高大連携を実施しています。また、連携していない学校においても、ご依頼いただければ出前講義などが可能です。講師などをお探しの際は、お気軽に大学入試・広報課にご相談ください。
 高大連携の詳細につきましては、こちらのページをご覧ください。

ELSI(エルシー):倫理的・法的・社会的課題(Ethical, Legal and Social Issues)の略で、先端技術を開発したり社会実装したりする際に検討すべき課題のことを指します。

公式LINE オープンキャンパス AIに質問