お知らせ

教育・研究
2017.02.24

教育実習事前集中講義、麗澤中学・高等学校での授業見学

 2月16日(木)~21日(火)に教育実習事前集中講義と麗澤中学・高等学校における授業見学を行いました。本学では、来年度教育実習に参加する学生を対象に事前準備を徹底し、教育実習の質の向上を目的として、3日間の集中講義と学校現場における授業見学を実施しております。

 初日は、柏市教育委員会指導主事の宮本英明氏と元千葉県立船橋高等学校長の田山正人氏に特別講義として、教育実習及び教師になるための心構えや授業の進め方など、学生にとって、とても有意義なお話を頂戴することができました。「難しいことをするのではなく、基本的なことをしっかり行えることが教師の質、信頼に関わってくる」等のお話を聞き、不安を抱えるこの時期に初心にかえることができ。学生にとって自分を見つめなおす良い機会になりました。また二日目以降は、学生がそれぞれ50分間の模擬授業を全員が行い、本学教員から指導を受けるなど、より実践的な学びを得ることができました。学生からは「生徒の時と違い、50分が先生にとって、短い時間だということを感じました」「やりたいことの中から、何をやるかを選択することが大切であると改めて思いました」「普段より多くの人の前で授業をし、緊張しましたが、教育実習前にこういった機会が持ててよかった」等の感想があり、大変良い経験となりました。

 最終日には、本学の系列校である麗澤中学・高等学校にて森川教頭からの講話では、教育実習や教員になるための心構え、麗澤中学・高等学校の教育方針のお話を聞き、その後、授業見学に臨みました。学生からは「先生方の個性的な授業を拝見して、とても感動しました」「生徒とも触れ合うことができ、早く教育実習へ行きたい」ととても前向きな感想を聞くことができました。

 今後もこういった取り組みを増やし、教職課程のより一層の充実を図ってまいりたいと思います。