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2017.02.24

2/15-18二本松青年海外協力隊訓練所の体験入所に参加しました

 2月15日(水)から18日(土)にかけて、福島県二本松市にある二本松青年海外協力隊訓練所の体験入所へ参加しました。本プログラムはIEC専攻の成瀬教授の授業科目である『国際協力上級演習B』に相当する集中講義です。本学からは学生7名、教職員5名が参加し、その他立命館大学の職員やお茶の水女子大学・奈良女子大学の学生や教員も参加していました(本学のプログラムとは別ですが、一部、合同でした)。

 1日目と2日目は講話やグループワークを中心に行いました。訓練所の州崎所長による「特別講座」の他、「派遣前訓練の講座体験」、「協力隊参加と活動シミュレーション」、「語学の学習方法」、「語学授業の体験参加」等に参加し、青年海外協力隊候補生と共に、国際協力に必要な知識とスキルの一部を実践的に学ぶことが出来ました。また、学生たちは食事やお風呂の時間を利用し、積極的に候補生の方々との交流を深めることで、青年海外協力隊に参加する夢を一層現実のものとしたようでした。

 そして、3日目は体験入所のメインイベントともいえる野外訓練に参加しました。この訓練では、①最小限の資源を最大限に活用し、任国で役立つ知識・技術を身につける、②不便な環境の中で協力しあい、創意工夫する、③チームの団結力を図る、の3点を目的として実施されています。学生や教職員もそれぞれの班に均等に配置され、一候補生として参加しました。最初の2時間は天候もよく、まるで雪山でキャンプを楽しんでいるような様子でしたが、その後天候が急変し、激しい雨風にさらされ、ビニールシートで作った仮テントは壊れ、食事のために熾した火は消えるなど、一変して過酷な環境となりました。しかし、訓練所スタッフの方々、候補生の臨機応変な対応の結果、一人も体調不良になることなく野外訓練を終えることができました。

 最後に、4日目はフィールドワークと称される情報収集・分析の実践練習を行いました。「二本松市のよさを再発見する」をテーマとし、6名程度がグループとなり、各グループの決められたエリア内で街歩きや聞き取り調査を行いました。その後グループごとに発表を行い、飲食物や伝統工芸、歴史ある建物等、様々な二本松市のよさが再発見される結果となりました。

 今回の経験は学生にとって、青年海外協力隊員を志すことはもちろん、国際協力について再考するよいきっかけになったと思います。今回参加した学生が一回りも二回りも成長したことは間違いないので、この体験入所のよさを友人や後輩に広げてもらいたいと強く感じています。

 

麗澤大学参加者

【学生】

外国語学部外国語学科国際交流・国際協力専攻

3年 木村 隆さん、宮崎 杏さん、山口 紗都美さん

2年 桑原 和香奈さん

1年 鈴木 美菜さん、中村 文美さん、橋本 智恵海さん

【教員】

梅田 徹 教授、成瀬 猛 教授、ヨネスク マグダレーナ 助教

【職員】

高須 泰輔(学生支援グループ)、松野 大祐(IR推進室)

 

全員で館内の説明を聞いています

候補生の講義を聴講

学生もワークショップに参加!

参加学生のみなさん