お知らせ

教育・研究
2017.07.18|最終更新日:2020.07.24|

道徳科学教育センター 特別講義「創立者の生涯と学校の誕生」が開催されました

 2017年7月10日(月)、13日(木)の2日間に渡り、外国語学部1年次生必修科目「基礎ゼミナールA」の特別講義として、道徳科学教育センターによる特別講義「創立者の生涯と学校の誕生」が開催されました。
道徳科学教育センターの特別講義は、本学、外国語学部の「基礎ゼミナール」(本学「カリキュラム・ポリシー」参照)で掲げた「4つの領域」における「自校史学習」の一環として、全クラスで開催しています。講師外国語学部宮下和大准教授と、橋本富太郎助教で、講義は以下の内容で展開されました。

 1.なぜ自校史を学ぶのか

 2.創立者 廣池千九郎の生涯

 3.道徳科学について

 4.学校の建設について

 「自分の学校の歴史を学ぶ意味」については、特に就職活動をする際に面接で「あなたの学校はどんな学校ですか」と聞かれることがある、という実例も紹介しながら「みなさんが麗澤大学に入学を決めたとき、“緑が豊か”、“先生と学生との距離が近い”や“先輩がとっても優しかった”といった“雰囲気”に魅せられたはず。しかし、その“雰囲気”もすぐに出来上がったものではなく、長い年月をかけて培われたものです。」と語られると、受講者も深くうなずきながら聴いていました。

開学までの歴史をたどりました

映像資料も用いて様々な角度から学びました


 

 

 

 

 

受講者からは、「この大学は、もともと道徳を専攻する学校だったと知ることができました。勉強だけでなく、人としての道徳心を養っていきたいと思いました。」、「人が幸せになるために労力を惜しまなかった廣池千九郎先生は学者としても教育者としてもとてもすごいと思いました。そんな先生の教えを受け継いでいるこの大学に入学できて改めてよかったなと思いました。これからもっと道徳について学びたいと思いました」といった声がありました。今後、2学期では、クラス毎で「麗澤大学の歴史」について学び、各担当者の専門分野と、倫理道徳に関するテーマとを関連づけた学びが展開されていきます。

 麗澤大学の今は、時代や社会の変化に合わせ変容してきたことや、創立者の教えと、それを受け継いできた卒業生や教職員、地域の人たち等、多くの方々の想いの積み重ねで成り立っています。今回の受講者も本学での学びを糧に、それぞれの夢や目標に向かって羽ばたいていってほしいと願っております。そんな学生たちの活躍が次なる歴史を築いていくことでしょう。