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教育・研究
2019.12.23

【開催報告】第10回 ヒューマンライブラリー実施報告

2019年11月21日に経済学部の山下美樹准教授ゼミナール主催で「ヒューマンライブラリー」を実施し、山下ゼミのゼミ長から開催報告をいただきました。

-----------以下開催報告--------------------------------------------------------------

皆さん、こんにちは。経済学部経済学科グローバル人材育成育成専攻三年、加納智樹です。
麗澤大学では2015年から「ヒューマンライブラリー」(経済学部の山下美樹准教授ゼミナール主催)を実施・研究しています。今回で10回目となる「ヒューマンライブラリー」は麗澤大学ifloorにあるプレゼンテーションテラスで開催しました。

ヒューマンライブラリーとは、2000年にデンマークで発祥した対話型のイベントです。語り手の時間を貸し出す図書館という比喩を使い、このユニークな語りの空間を提供しています。語り手(本役)、聞き手(読者役)、そして、コーディネーター(司書役)と比喩を使って表現しています。図書館の書籍が知的財産と捉えられるように、語り手の話も知的財産と捉え、敬意をもってそれに傾聴し、他者を知り自己を知り、その多様性への気づきを深めます。

その発端は、デンマークの若者たちが 北欧最大の野外音楽祭であるロスキレ・フェスティバルで、ブースを構え始めたイベントです。様々な価値観、 経験を持つ人が「生きている本」になり人生体験を語ります。聴き手(読者)は、語り手(読者役)から30分間、 1対1~3で話を聴き、 自分自身についても考える機会を得ることができ、 偏見の低減や多様性に開かれた社会の実現が期待できる取り組みです。

これまで、パレット柏、柏駅前の歩行者天国、柏の喫茶店(貸切り)、そして、キャンパス内で休日などを利用して、地域の人々との交流を兼ねて実施したり、新宿アイランドタワーの麗澤大学東京研究センターなどの施設にて、起業家の皆様を語り手にお迎えし、他大学の学生を招待するなどと、さまざまな形でヒューマンライブラリー活動を行ってきました。

今回は本学の留学経験者を中心にヒューマンライブラリーを行いました。留学先で直面した異文化体験や、現地で体験した苦悩や葛藤、克服など、豊かな体験談や思いを聞くことができました。聞き手として、教職員の方々も参加してもらいました。

今回も魅力的な「生きている本」の方々にご参加いただきました。以下、語り手の皆様のご紹介です。

語り手とあらすじ 2019年11月21日(木) 12:25開始

語り手1 香取裕生 「僕の驚きのアメリカ留学体験記」(アメリカ)
アメリカ留学でできたユニークな友達や、日本では「こんなのあり?!」と思えるような、アメリカならではの驚きのハプニング体験を語ります。他にも、自分の夢の一つ「アメリカ横断!」と言う名のバックパッカー体験を共有します。

語り手2 鯉沼勇輝 「文系大学生のサッカー留学+僕の将来の展望」(スペイン)
文系大学生として麗澤大学で1年過ごした私。なぜ、どこにでもいる大学生がスペインに行き、サッカーをやろうと思ったのか、そして、将来、何を目指して生きているのか?を語ります。

語り手3 新地星碧 「Networkingの大切さ」(オーストラリア、アメリカ、ドイツ)
大学入学の2つ目の目的「長期留学」を体験し、自分の世界観が180°ぐるっと一転!鹿児島県の田舎から出てきた私は、千葉に止まる事を知らず海外へと飛び出した。そして、Networkingの大切さを実感。皆さんを、海外に今すぐにでも出たくなるような"気"にさせるお話しします。

語り手4 ニック 「YOUは何しにニッポンへ?~ドイツで出会った小さな日本に出会い、日本に来てしまった私~」(ドイツ)
デュッセルドルフにいる日本人と交流し、それがきっかけで、一緒に日本の日のイベントをやったりもしました。それから、日本に興味が湧き、本当に日本に来てしまいました。私から見た日本の面白さを語ります。人生人の出会いで思わぬ展開がありますよね。

語り手5 樋口大貴 「就活なんて怖くない~就活のノウハウを教えます~」(日本)
この時期だれもが気になる就活についてお話します!
① いつから就活の準備をした方が良いか、
② どんな準備をした方がいいか、
③ 3年生はもちろん、これから準備を始める1、2年生にもわかりやすく話します!

語り手6 美保恵海 「失敗は一番の学び~ワクワクドキドキ海外留学~」 (オランダ)
みなさんは電車に乗っていて、降りる駅を間違えたことはありますか??私はオランダのフォンテォス大学へ留学したとき、右も左も分からないまま、降りる駅を間違えたり、財布を盗まれそうになったりと、様々なトラブルを通じて学ぶことが沢山ありました!そんな非日常的な留学体験をお話します!

語り手7 ピーター・ラフ教授 「イギリスから日本へ歩んできた日本史」(イギリス)
なぜ私がイギリスから日本に来たのか、また日本に来て楽しかったこと難しかったこと、どうやってコミュニケーションの壁を乗り越えてきたかなどなどさまざまな体験談をお話しします!

今回は、三年生のみで、語り手(本役)集めと交渉を行い、三年生全員のチームワークのもとよい語りの空間提供することができました。聴き手としての参加者も、各テーブルに5,6名という人数が集りました。

語り手(本役)として参加してくれた皆様からじゃ「伝えたいことを伝えられてスッキリした」「真剣に聞いてくれて、質問もしてくれて嬉しかった」。と感想をいただきました。また、聞き手(読者役)の皆様からじゃ「もっとこのような機会を設けてほしい。」「新しい発見を見つけ、自分を見直す機会になった。インスパイアされた。」「二回では足りないので、もう一度やってほしい」「留学体験が自分自身には全くないので、今後行く際に参考になった。」「結局、自分がやるかやらないかというだけのとてもシンプルなことなんだなと思った。」「とても面白い活動だった。ぜひ、また参加したい」他、さまざまな気づきについて、感想をいただきました。

コーディネーターのゼミ生たち(司書役)からは「参加者が質問も積極的にしてくれてよいヒューマンライブラリーを開くことができた。」「今回は準備の時に、本役の方ときちんとコミュニケーションがとれてよかった。」「ヒューマンライブラリー活動をifloorで実施しましたが、最初のほうはなかなか人が集まらなくて苦戦しましたが、呼びかけを行ったら思いのほか来てくれたのでよかった。だが、断れることが多かったのでもっと宣伝をしようと思いました。」などがありました。今後もこのような反省点を踏まえ、ゼミ生一同、継続していきたいと考えております。

改めて、ヒューマンライブラリー開催にあたりお世話になりました、本役の方々、ifloorの管理者、その他ご協力いただいた教職員の皆様に、山下ゼミ一同、深く感謝申しあげます。

次回、ヒューマンライブラリー11回目は、2020年1月14日(火)昼に、ifloorのプレゼンテーションテラスで実施いたします。お弁当持参で結構です。是非、皆様からご参加をお待ちしています。

(文責:経済学部経済学科グローバル人材育成育成専攻三年、山下ゼミ ゼミ長 加納智樹)