経済社会総合研究センター 研究活動
2011年度 現代中国研究-文化産業振興政策の動向と解析
プロジェクト内容
現在、中国は経済が一定レベルに到達した成果を背景に、国民のニーズに即した文化産業の育成をスローガンに、有力な経済分野としての文化産業の価値に目を向け、一方で世界へ向いた中国文化の発信という愛国主義をからませ、さらにその名目の下に党宣伝部を中心とした強力な言論統制を行うことで隠れ蓑の役割にも授用している。こういった交錯した文化産業政策の重層性を解明することを目的とする。
プロジェクトメンバー
◎三潴 正道 外国語学部・教授
陳 玉雄 経済学部・助教
汪 義翔 東京理科大学・専任講師
比較文明文化研究センター・客員研究員
外国語学部・非常勤講師
金子 伸一 外国語学部・非常勤講師