経済社会総合研究センター 研究活動

2011年度 ユーラシアの政治経済研究

プロジェクト内容

ソ連崩壊から20年経過しロシアの対外権益は大きく変貌した。中国の政治経済権益の拡大と潜在的に敵対するロシアの対中国政策に関し、旧ソ連内の新興国との関係、民族問題、中国との潜在摩擦要因、日米EUに対する戦略の観点から、政治経済外交に関する実務家、ジャーナリスト、学者からなる研究会をし論考をまとめる。特に旧ソ連新興国、中央アジアの資源国とウクライナとロシアの関係、また中国とは国境を接しないが、資源と防衛戦略を巡って複雑化する中東との関係についても考察し、国境を接する南アジア(インド)と中国との、戦略関係についても考究する。JICAや日露学術報道専門家会議との連携を図り、ロシアの有識者との面談等現地調査を行う。

プロジェクトメンバー

◎真殿 達  経済学部・教授
 小野 宏哉 経済学部・教授
 成相 修  経済学部・教授
[協]下斗米 伸夫 法政大学・教授
 石郷岡 建 日本大学・教授
 山内 聡彦 NHK・解説主幹
 中井 和夫 東京大学・教授
 古谷 旬  東京大学・教授