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教育・研究
2025.11.04
中山理特別教授が柏文化祭の川柳大会で記念講演
現在開催中の「第72回柏市文化祭」(開催期間:10月11日~11月30日)に合わせ、10月25日に行われた「東葛川柳会38周年記念大会」において、本学の中山理特別教授が記念講演を行いました。
タイトルは中山特別教授の著書の書名でもある「日本人はなぜ欠けた茶碗をめでるのか?」で「日本文化再発見」を副題としましした。講演は「学ぶことは楽しい、人との出会いも楽しい!」、「日本文学と西洋文学の違い―比喩と自然観」、「自然を手本にする日本人の美意識を茶道の中に見てみましょう!」の三部構成です。「日本的な美は不完全なものの中にあり」という岡倉天心著『茶の本』を引用しながら、日常茶飯事を総合芸術にしたこと、自然や日常生活の中に面白みを発見したこと、権力や金力に対して美意識で対抗したこと、日本人のオリジナリティなどの視点から川柳と茶の湯に共通する日本文化の素晴らしを語りました。
当日は多くの参加者が熱心に耳を傾け、講演後には「素晴らしい講演で内容に引き込まれていった」「改めて日本文化の魅力を感じた」といった感想が寄せられるなど、参加者から大変好評を博しました。

【関連書籍】『日本人はなぜ欠けた茶碗を愛でるのか』
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■発売日 : 2021年7月2日
■著者 : 中山 理 (麗澤大学大学院特任教授・前学長)
■出版社 : 育鵬社
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