6月24日(月)午後、バンコク都庁ご一行が本学を訪問されました。この訪問では、現在タイのマヒドン大学公衆衛生学部と協力して実施している少子化問題に関する研究について意見交換を行いました。特に、コミュニティ活動の活発化が若い女性の街への好感度に大きく影響するかもしれないという斬新な仮説が浮上し、活発な議論が交わされました。

　また、本学で実施中のAIを活用した高齢化対策についての話題も取り上げられました。このプロジェクトでは、AI技術を駆使して高齢者の生活の質を向上させるための新しい方法を模索しており、その具体的な取り組みについて詳しい説明がありました。

　バンコク都庁の皆さんは、少子化問題と高齢化対策の両方に強い関心を示し、特にAI技術の活用については興味津々でした。この訪問を通じて、両大学とバンコク都庁の間で今後のさらなる協力の可能性が広がり、問題解決に向けた具体的なステップが話し合われました。

　今回の訪問は、国際的な視点からの少子化と高齢化という重要な社会問題について、多くの洞察を得る貴重な機会となりました。今後も引き続き、研究と実践の両面で協力を深めていく予定です。