2024年5月13日（月）、国際学部の永田教授と陳玉雄教授が担当する「グローバル基礎演習」の授業において、オーストラリア国立大学（ANU）のBudy P Resosudarmo教授による特別講義（第2回グローバルセミナー2024）が行われました。国際学部グローバルビジネス(GB)専攻2年次生を対象とした授業ですが、本特別講義・グローバルセミナーは全学部・全学年から希望学生も聴講し、教職員も併せて約30名が参加しました。リソスダルモ教授は、ANUの開発経済学・環境経済学の教授であるとともに、ANUインドネシア・プロジェクトの責任者です。国際地域科学学会会長（2017～18年）、アジア環境資源経済学会会長（2021～23年）、国際地域科学学会フェロー（2022年～）などを歴任し、国際的に活躍している経済学者です。

　本講義は、Indonesian Economy and Climate Change　Policies within the Context of East Asian Economyのテーマのもと、英語のみで、インドネシアの事例に基づき経済開発と気候変動政策について講義をいただくと共に、脱炭素政策がもたらす社会への影響やその政策がもたらす経済への長期的な影響を最新のご自身の研究成果に基づき講義をいただきました。講義後、４人の学生から英語で質問が出されましたが、リソスダルモ教授は、そのひとつひとつに丁寧な回答をされ、講義時間内に収まらないほど、活発な討議が行われました。リソスダルモ教授も麗澤大学の学生のこうした積極的な学ぶ姿勢に良い印象を持たれたご様子でした。