お知らせ

イベント
教育・研究
2025.03.10

【開催報告】国際学部主催 「第4回 高校生プレゼンテーションコンテスト」を開催しました。

2025年2月8日(土)、国際学部主催「第4回 高校生プレゼンテーションコンテスト」を本学キャンパス 校舎「さつき」で開催いたしました。 
本コンテストは、これからのグローバル社会を担う若者たちの自由で魅力的な発想を"世界"に発信していくことを目的に、2021年度より開催しています。

今年は、21校・26チーム からご応募をいただきました。その中から、多くの素晴らしいアイデアの中から選ばれた 6チーム の皆さんが、本日のコンテスト本選に出場となりました。また、今回より、日本語学校の生徒のみなさんも加わり、より国際学部が目指す「多様性をつなぐ」コンテストとなりました。

【本戦出場校】

学校名 発表タイトル
1 公文国際学園高等部

掃除の秘めたる可能性

2 友国際文化学院(日本語学校)

ミャンマーのごみ処理問題への取り組み

3 晃華学園高等学校

インクルーシブビューティ〜日本のコスメの多様性〜

4 順天高等学校

ザンビア支援グループの私たちにできること

5 青山スクールオブジャパニーズ(日本語学校)

インドネシアと日本における建設の安全性の比較

6 栃木県立矢板東高等学校

ヴィーガン×地産地消~おいしく、健康に、持続可能な食事を~

【当日のプログラム】

■プレゼンテーションの発表

出場者たちは、エントリー時に考案した300字程度のアイデアをもとに、12月頃から学生スタッフや教員とオンラインミーティングを重ね、発表内容をブラッシュアップしてきました。コンテスト当日の企画・運営を学生スタッフが担当するのも、本コンテストの特徴です。

本選当日、各チームは、地元の食材を活用したビーガン弁当の提案や、掃除の新たな可能性の探求、母国と日本の課題を比較したアイデアなど、高校生・日本語学校の学生ならではの視点で、等身大の発表を行いました。

  • PXL_20250208_041135812[1].jpg公文国際学園高等学校の発表の様子
  • CIMG0126[1].jpg友国際文化学院(日本語学校)の発表の様子
  • PXL_20250208_044757596[1].jpg晃華学園高等学校の発表の様子
  • CIMG0142[1].jpg順天高等学校の発表の様子
  • CIMG0144[1].jpg青山スクールオブジャパニーズ(日本語学校)の発表の様子
  • CIMG0148[1].jpg栃木県立矢板東高等学校の発表の様子

■ 交流ディスカッション

全チームのプレゼンテーション終了後は、出場者同士の交流パートを実施。学生スタッフがファシリテーターを務め、「今の日本は暮らしやすい?」をテーマに4チームに分かれてグループディスカッションを行いました。高校生の日本や海外での経験、日本語学校生の留学生としての視点など、多様なバックグラウンドから意見を交わし、活発な議論が行われました。

IMG_5143[1].jpg

■ 審査基準と結果発表

そして、いよいよ迎えた結果発表。どのチームも素晴らしい発表でしたが、僅差で「最優秀賞」1組、「優秀賞」2組、「グローバルダイバーシティ賞」1組「国際学部生賞」1組、さらに「学長賞」1組「審査員特別賞」1組が表彰となりました

【審査基準】

評価基準 審査内容
① 問題設定の妥当性・ユニークさ ・社会的に重要な問題を設定しているか
・高校生ならではの視点でユニークな問題を見出しているか
② 提案の妥当性・オリジナリティ ・提案が現実的で、実現可能であるか
・既存の取り組みとの差別化ができているか
・新しい視点やアイデアが含まれているか
③ プレゼンテーションの工夫

・聴衆を意識した聞き取りやすい発声ができているか
・視覚効果を活用し、効果的にメッセージを伝えられているか

国際学部生賞の評価基準(学生スタッフによる審査)

① プレゼンテーションのオンラインミーティングからの成長
② 発表のわかりやすさ
③ 発表に対する姿勢


【審査結果】

受賞校(チーム名)

発表テーマ

最優秀賞

栃木県立矢板東高等学校(にのさん)

ヴィーガン×地産地消~おいしく、健康に、持続可能な食事を~

優秀賞

公文国際学園高等部(ちりつも)

掃除の秘めたる可能性

優秀賞

晃華学園高等学校(コウカ)

インクルーシブビューティ〜日本のコスメの多様性〜

グローバルダイバーシティ賞

青山スクールオブジャパニーズ(青山)

インドネシアと日本における建設の安全性の比較

学長賞

友国際文化学院

ミャンマーのごみ処理問題への取り組み

審査員特別賞

順天高等学校(ザンビア支援グループ)

ザンビア支援グループの私たちにできること

国際学部生賞

栃木県立矢板東高等学校(にのさん)

ヴィーガン×地産地消~おいしく、健康に、持続可能な食事を~


また、本選出場とはなりませんでしたが、以下6チームのアイディアが佳作賞として入選となりました。
江戸川学園取手高等学校 / 甲斐清和高等学校 / 霞ヶ浦高等学校 / 佼成学園高等学校 / 昌平高等学校 / 東京学館高等学校

■ 最後に

最後に、コンテスト総括である野林 靖彦国際学部長より本コンテスト開催に込めた想いと、参加者への御礼 を述べ、本コンテストは閉会しました。

高校生・日本語学校の学生と大学生が、共に作り上げた本コンテスト。参加者だけでなく、大学生にとっても 異なる意見やアイディアを知り、一歩成長する貴重な機会となりました。

PXL_20250208_080756423.jpg

参加者の集合写真

来年度の開催に向け、さらなる発展を目指していきます。ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。