お知らせ
【開催報告】国際学部主催 「第4回 高校生プレゼンテーションコンテスト」を開催しました。
2025年2月8日(土)、国際学部主催「第4回 高校生プレゼンテーションコンテスト」を本学キャンパス 校舎「さつき」で開催いたしました。
本コンテストは、これからのグローバル社会を担う若者たちの自由で魅力的な発想を"世界"に発信していくことを目的に、2021年度より開催しています。
今年は、21校・26チーム からご応募をいただきました。その中から、多くの素晴らしいアイデアの中から選ばれた 6チーム の皆さんが、本日のコンテスト本選に出場となりました。また、今回より、日本語学校の生徒のみなさんも加わり、より国際学部が目指す「多様性をつなぐ」コンテストとなりました。
【本戦出場校】
学校名 | 発表タイトル | |
---|---|---|
1 | 公文国際学園高等部 |
掃除の秘めたる可能性 |
2 | 友国際文化学院(日本語学校) |
ミャンマーのごみ処理問題への取り組み |
3 | 晃華学園高等学校 |
インクルーシブビューティ〜日本のコスメの多様性〜 |
4 | 順天高等学校 |
ザンビア支援グループの私たちにできること |
5 | 青山スクールオブジャパニーズ(日本語学校) |
インドネシアと日本における建設の安全性の比較 |
6 | 栃木県立矢板東高等学校 |
ヴィーガン×地産地消~おいしく、健康に、持続可能な食事を~ |
【当日のプログラム】
■プレゼンテーションの発表
出場者たちは、エントリー時に考案した300字程度のアイデアをもとに、12月頃から学生スタッフや教員とオンラインミーティングを重ね、発表内容をブラッシュアップしてきました。コンテスト当日の企画・運営を学生スタッフが担当するのも、本コンテストの特徴です。
本選当日、各チームは、地元の食材を活用したビーガン弁当の提案や、掃除の新たな可能性の探求、母国と日本の課題を比較したアイデアなど、高校生・日本語学校の学生ならではの視点で、等身大の発表を行いました。
晃華学園高等学校の発表の様子
順天高等学校の発表の様子
青山スクールオブジャパニーズ(日本語学校)の発表の様子
栃木県立矢板東高等学校の発表の様子
■ 交流ディスカッション
全チームのプレゼンテーション終了後は、出場者同士の交流パートを実施。学生スタッフがファシリテーターを務め、「今の日本は暮らしやすい?」をテーマに4チームに分かれてグループディスカッションを行いました。高校生の日本や海外での経験、日本語学校生の留学生としての視点など、多様なバックグラウンドから意見を交わし、活発な議論が行われました。
■ 審査基準と結果発表
そして、いよいよ迎えた結果発表。どのチームも素晴らしい発表でしたが、僅差で「最優秀賞」1組、「優秀賞」2組、「グローバルダイバーシティ賞」1組「国際学部生賞」1組、さらに「学長賞」1組「審査員特別賞」1組が表彰となりました
【審査基準】
評価基準 | 審査内容 |
① 問題設定の妥当性・ユニークさ | ・社会的に重要な問題を設定しているか ・高校生ならではの視点でユニークな問題を見出しているか |
② 提案の妥当性・オリジナリティ | ・提案が現実的で、実現可能であるか ・既存の取り組みとの差別化ができているか ・新しい視点やアイデアが含まれているか |
③ プレゼンテーションの工夫 |
・聴衆を意識した聞き取りやすい発声ができているか |
国際学部生賞の評価基準(学生スタッフによる審査) |
|
① プレゼンテーションのオンラインミーティングからの成長 |
【審査結果】
賞 |
受賞校(チーム名) |
発表テーマ |
最優秀賞 |
栃木県立矢板東高等学校(にのさん) |
ヴィーガン×地産地消~おいしく、健康に、持続可能な食事を~ |
優秀賞 |
公文国際学園高等部(ちりつも) |
掃除の秘めたる可能性 |
優秀賞 |
晃華学園高等学校(コウカ) |
インクルーシブビューティ〜日本のコスメの多様性〜 |
グローバルダイバーシティ賞 |
青山スクールオブジャパニーズ(青山) |
インドネシアと日本における建設の安全性の比較 |
学長賞 |
友国際文化学院 |
ミャンマーのごみ処理問題への取り組み |
審査員特別賞 |
順天高等学校(ザンビア支援グループ) |
ザンビア支援グループの私たちにできること |
国際学部生賞 |
栃木県立矢板東高等学校(にのさん) |
ヴィーガン×地産地消~おいしく、健康に、持続可能な食事を~ |
また、本選出場とはなりませんでしたが、以下6チームのアイディアが佳作賞として入選となりました。
江戸川学園取手高等学校 / 甲斐清和高等学校 / 霞ヶ浦高等学校 / 佼成学園高等学校 / 昌平高等学校 / 東京学館高等学校
■ 最後に
最後に、コンテスト総括である野林 靖彦国際学部長より本コンテスト開催に込めた想いと、参加者への御礼 を述べ、本コンテストは閉会しました。
高校生・日本語学校の学生と大学生が、共に作り上げた本コンテスト。参加者だけでなく、大学生にとっても 異なる意見やアイディアを知り、一歩成長する貴重な機会となりました。
参加者の集合写真
来年度の開催に向け、さらなる発展を目指していきます。ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。