お知らせ

イベント
2026.05.27|最終更新日:2026.05.28|

IEC専攻学生主催「LEGOで学ぶ国際協働ワークショップ」を開催

 2026年5月25日、国際学部 国際交流・国際協力(IEC)専攻3年の萩澤優哉さん主催による「LEGOで学ぶ国際協働ワークショップ~ことばを超えたコミュニケーション体験~」が開催されました。本ワークショップはIEC専攻の学生を中心に、特に1年生を主対象として実施され、当日は19名の学生が参加。6チームに分かれ、LEGOを活用した協働型ワークショップに取り組みました。

 本企画の目的は、非言語コミュニケーションへの理解を深めること、多様な価値観の中で協働しながら合意形成を行う力を養うこと、そして実践的な異文化理解を促進することです。LEGOを使った表現活動を通じ、言語だけに頼らないコミュニケーションを体験することで、国際的な環境で求められる対話力や協働力を育むことを目指しました。

 ワークショップは、趣旨説明とルール説明を行うオープニングからスタート。その後のアイスブレイクでは、「今の気持ち」を10〜15個のLEGOブロックで表現するミニゲームを実施しました。学生たちは限られたパーツを使いながら、それぞれの感情や状態を色や形で表現。言葉を使わずに自分を伝える難しさと面白さを、早くも体感している様子でした。

 続くメインワーク「言語制限ビルド」では、"木"をテーマにした制作活動を行いました。まずは各自が、自分のイメージカラーを用いて紙に木を描き、その後チーム内で共有。さらに、それぞれのイメージをもとに、100〜200個ほどのLEGOブロックを用いて作品を制作しました。

 このワークでは、あえて言語によるコミュニケーションに制限を設けることで、表情やジェスチャー、色彩感覚、空気感など、非言語的なやりとりが重要になります。参加者たちは戸惑いながらも、互いの感覚や価値観を少しずつ理解し合い、一つの作品を完成させていきました。

 発表の時間には、作品に込めた思いが次々と語られました。

 「青と水色が好きなので、涼しさや余裕のあるイメージを木に込めた」 「上野の美術館で見た"枯れた木"の絵が忘れられず、土色を使って表現した」 「小さい頃から自然が好きで、人間と自然が共存しているイメージを形にした」 「人と関わる自分と、一人の時間を大切にする自分を"二本の柱"として表現した」など、一人ひとりの価値観や人生観がLEGO作品として表現されました。

 また、チームで作品を共有する中では、「枝分かれ」や「広がり」、「つながり」といったモチーフが多く見られたことから、"人との関わり"や"成長"を共通して大切にしていることに気づく場面もありました。

 今回のワークショップは、LEGO® SERIOUS PLAY®にも通じるような、"手を動かしながら考える"体験型学習の要素を含んでいます。作品制作を通じて自分自身の考えを可視化し、さらに他者と共有することで、普段は言葉にしにくい価値観や感情について理解を深める時間となりました。

 ワークショップの最後には、主催した萩澤さんから、「それぞれが自分の固定観念やイメージから少しずつ"脱皮"して、新しい考え方に触れられる場になっていたら嬉しいです」と締めくくられました。参加した学生たちにとっても、LEGOという身近なツールを通して、"違いを理解しながら協働すること"の難しさと面白さを実感する機会となりました。

  •   ワークショップの趣旨やルールについて説明する主催の萩澤優哉さん
  •   教室全体の様子
  •   ワークの様子
  •   ワークの様子
  •   成果発表の様子
  •   終了後、チームで記念撮影