2017年に本学は沖縄県石垣市と包括協定を結び、以降観光や国際交流に関して協力し合っています。ホテルでのインターンシップはコロナ禍を除き毎年2月と8月に1ヶ月行っています。これまでに台湾、タイそしてドイツからの留学生も参加してきました。

　この8月は南の美ら花ホテルミヤヒラのインターンシップに外国語学部、経済学部から3人の学生が参加しました。ホテル業務は多くの仕事、様々な人々との協力により成り立ちます。この実習でも、フロント、料飲、客室清掃、ホテルの関連会社であるレンタカーの業務を行なっています。日常の生活とは違う寮での生活に順応することから始まり、業務をスピーディーに行うためにスタッフ間の連携の重要性、その上でのホスピタリティを学んでいます。また実習中には、テーブルマナー研修やシュノーケリングも体験させてもらいました。

　プログラムを担当している外国語学部山川和彦教授は、「観光現場での体験と合わせて　地域社会の文化にも触れてほしい。石垣島ではホテルのインターンシップ以外にも観光で地域の言葉を使うプロジェクトが、八重山商工高校の生徒も参加して進行しています。麗澤の学生も学部を越えて、地域と関わってほしい」と語っています。