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2021.12.13

【開催報告】黒須ゼミ恒例の「オープンゼミ2021」が開催!

黒須里美教授のゼミナールでは毎年恒例となっていますが、大学祭で展示、討論を実施しています。2021年はコロナ禍の影響を受け大学祭はオンライン実施となりましたので、黒須ゼミでも日程をずらし、オンラインツールのZoomを活用したオープンゼミを開催しました。

第1回目は11月15日に「おひとりさまの選択」というテーマで実施しました。第2回目は11月29日に「コロナに負けない生き方」と題し、2004年ゼミ卒業から新社会人(2021年卒業)、そして来年度入る新ゼミ生まで、1130名を超えるメンバーが学祭討論さながらの、楽しく充実した意見交換と交流を展開しました。遠方からでも育児中でも参加できるオンラインならではのオープンゼミでした。

第2回目のオープンゼミを担当した学生の石崎和奈さん(国際学部/国際学科/日本学・国際コミュニケーション専攻所属)のから報告が届きましたので、ご紹介します。

石崎和奈さんからの報告

ようやく落ち着きを見せてきたかのように思えた新型コロナウイルスですが、また新たな変異種「オミクロン株」が世界で急拡大し始めています。先日、日本でも感染者が見つかったばかりで、まだまだ私たちはコロナと戦っていかなければならなそうです。

それに先立ち私たちは、大学生を対象とする176人に「コロナ禍で感じた具体的なストレスとその解消方法」についてのアンケートをとりました。そしてオープンゼミの参加者には、そのアンケートから見えた「ストレスと人々の行動」をもとに、改めてコロナ禍での自分と向き合い、解決策を見出すという議論を行いました。そこでは、大学生と社会人、コロナ禍でストレスを感じた人、感じなかった人という両方の視点で考えることで、視野を広げることを目指しました。参加者の声からは、「今あるストレスや不安、失敗は『コロナのせい』という言葉でいくらでも言い訳出来るけど、そうするんじゃなくてもっと視野広げて、今ある生活を楽しみたいなと思える発表会でした。」というコメントをいただいております。 

また、2020年度に先輩方がとったアンケートと2021年度私たちが行ったものを比較をすると、この2年間で私たちはコロナに対する「耐性」がついたのだと確信しました。新しい趣味を見つけて「おうち時間」を有効に使うなど、無意識のうちに行動できていたからこそ、今の私たちがあるのだと思います。みなさん、こうして乗り越えて得た耐性に自信と誇りを持ち、これからも強く生きていきましょう!!

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    1一回目オープンゼミ「おひとりさまの選択」(2021/11/15実施)

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    第2回目オープンゼミ「コロナに負けない生き方」(2021/11/29実施)